2008年12月18日

THE 21 2008年12月号 その3

THE 21 12月号 その1はこちら
THE 21 12月号 その2はこちら

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2008年 12月号 [雑誌]」です。総力特集は「一流の努力術vs二流の努力術」。第2部は「『3年後の自分を作る』最強の努力戦略」。

○オーベクス国際交流協会副代表 豊田圭一氏
(1) 巧遅は拙速に如かず
 「完璧でも遅い」より「悪くても早い」ほうがずっとよい。これはその通り。仕事の基本とおっしゃっていますが、私がこのことを意識するようになったのはこの2年ぐらいですね。遅いと話になりません。
(2) 抱え込まず、上司を利用せよ
 これもしかり。上司だけでなく、周囲を上手に利用するのがよいと思います。仕事の平準化を図り、「自分だけ残業」がないようにしましょう。
(3) 「計画8割」でゴー!
 事前に完璧な計画を立てなくてよい。仕事や事業を展開しながら軌道修正していくほうが現実的。
(4) 10歳ぐらい上のロールモデルを持つ
 2〜3歳では自分に近すぎ、20〜30歳上では育ってきたビジネス環境が違いすぎる。社内にいなければアウェーに飛び込み、積極的に相手から吸収せよ。
(5) 好きなことを成就したいという熱意が大事。

※豊田流「実行力が身につく”心の壁”突破法6
1. 時間とお金がないから実行できない
 それは言い訳。なくても何とかなる
2. 人脈がないから実行できない
 人脈がなければ作れ。まずは自分を高め、相手に提供できることがないか探してみよ。自分の身の丈にあった人脈しかできない。
3. 自分のアイデアがなかなか通らない
 もう一度自分のアイデアを叩き、検証して問題点を探してみよ。
4. まだ実行するタイミングではない
 実行タイミングはいま。
5. 失敗するのが恐くて挑戦できない
 アイデアを実行に移して失敗するのと、リスクを恐れて実行しないのでは、前者が成長する。リスクを減らして挑戦する気持ちを持ち続けよ。
6. 組織の中で実行する立場にない
 本当によいアイデアなら、多少折れてでも周囲を説得せよ。今実行できる立場にある人も、最初からその立場にいたのではなく、自分で勝ち取ってきた。

○弁護士 荘司雅彦氏
(1) まず、取りかかる
 人間は仕事をしているときに時間を忘れて集中する状態になりやすい。仕事そのものをウォーミングアップにする。仕事の差は能力の差ではなく、取りかかりかたの差。
(2) 仕事をゲーム感覚で行う
 個人営業の時、「また断られたらどうしよう」ではなく、話を聞いてくれるのは男性と女性でどちらが多いか、年配者と若者ではどちらが話しやすいかなど、顧客分析をしてみる。自分の工夫で。
(3) 身近にいる「仕事ができる人」のリズムや型を真似て会得し、その上で自分のオリジナリティを発揮する
 一番注意するのは見栄を張らないこと。素直に良いところを吸収する。
(4) 貸しを作る
 他人の協力を得るために。借りを作れば作るほど、恩を返したくなる「報恩の法則」。

※荘司流 仕事を楽しくするプチスキル
1. 雑誌の記事をクリップする
 元はブログのネタ作りのため。旬のテーマをクリップして社会情勢を押さえるだけでも会話にふくらみが出る。
2. 手帳やカバンをいろいろ試してみる
 手帳の使い心地が変わっただけで時間管理の精度が変わる。
3. 量販店や書店のフロアをチェックする
 売れ筋を見て消費動向や景気動向を予測する。
4. 時間があるならとことん調べてみる
 目的以外の箇所に目を通すことでのちの検索能力が飛躍的に高まる。新入社員にはお勧めのスキル。

○松竹芸能(株)事業開発室長 小山龍介氏
(1) ブルー・オーシャン戦略で賢く効率的に努力してオンリーワンを目指す
 自分だけのブルー・オーシャンを見つけ、実践する。
(2) 仕事の順番を変えてみる
 基本的な仕事の仕方をすでにマスターしていたら、顧客満足度の高い提案ができるのでは? 入社5年目以降の仕事術・努力戦略。
(3) アウトプットは時間設定でタイムプレッシャーを課し、インプットは到達目標で管理する
 地道な作業を改善することも重要。仕事に夢中になれる仕組み作りに楽しみながら取り組む。

※小山流 仕事効率UPハックス4
1. ToDoリストを複数持つ
 TPOに応じて複数のToDoリストを持つほうが、仕事単位ごとに効率的に仕事を処理できる。
2. 月曜日には人と会わない
 月曜日は1週間を効率よく使うための準備に充てる。
3. 意識的にタメの時間を作る
 人が集中できる2時間のために、逆に何もしないための時間を作る。「今自分がどういう状態にあるのか」を感じながら瞑想と同じく「集中するために休んでいる」と意識する。
4. 集中タイムに雑用をしない
 経費の精算、形式的な打ち合わせ、ネットサーフィンは別の時間に。

○米国公認会計士/(株)プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表取締役 牛堂登紀雄
(1) 会社の中で自分の名前を売り込む
 社内の行事に必ず手を挙げる。仕事は選ばず、どんな仕事にも手を挙げることと謙虚な気持ちを忘れないことの2点に注意。
(2) オンとオフの区別をつけない
 a. オフィスから出た後もアンテナを張り続けたほうが仕事のアイデアが浮かぶ。
 b. 仕事から離れた場面にこそ仕事の教材がたくさんある。本人の意識次第で何からでもヒントが得られる。
(3) 1年後に向けて、目の前の仕事を楽しむ
 選択肢やチャンスは日々変わる。何年も先のことはわからないから、目の前の仕事を楽しく一生懸命やる。また目標にこだわりすぎ、"いま"を犠牲にすることのないように。

※牛堂流 努力を「見える化」するための6ステップ
1. 自分の欲望をすべて書き出す
 新しいノートに書き込む。目標100個。カテゴリー別にわけて考えると出やすい。
2. いまやるべきToDoを書き出す
 1年以内の。仕事からプライベート、今気がかりなこと、将来気がかりなことなど、ささいなことまで100個。
3. ToDoの優先順位をつける
 優先順位をつけて実行。「やらないと困ったことが起こるか」、「ワクワクするか」の基準で。必ず達成予定日を入れる。自分より他人がやったほうがよいことは除外。
4. 行動レベルのToDoに落とし込む
 優先順位をつけた1番目から眺めてみて、「今日」何をすべきか考える。もしわからなければ、今日から行動できるような小さい項目に分解する。
5. 処理が済んだら消していく
 優先順位の1番目から集中的に処理。基本は一点集中撃破。やり終えたToDoは赤線を引いてどんどん消す。1冊のノートを使い終えると、「これだけやった」という自信につながる。
6. 常にrevise(更新)していく
 新しいToDoが出てきたらリストに書き加え、優先順位を調整。書ききれなくなったら新しいページにすべて転記。先延ばししていたToDoが確認できる。ノートを使い切ったら、ふたたび1〜5を実行。定期的に自分の脳みそを棚卸しする。
 これはいわゆるGTDですね。私もやったことがありますが、A4のコピー用紙に書き出して、そのままでした。なぜか続きませんでした(笑)。改めて挑戦してみたいと思います。まずは新しいノートを手に入れるところから。

 最後に、「ビジネス界の偉人たちが遺した『努力の言葉』」が紹介されています。
松下幸之助「些細なことを、おろそかにしない心がけが、人生を大きな成功に導く」
安藤百福「人生に遅すぎるということはない。50歳でも60歳でも新しい出発はある」
本田宗一郎「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
 cf. P. F. ドラッカー「自らに求めるものが少なければ成長しない。だが多くを求めるならば、何も成長しないものと同じ程度の努力で、巨人にまで成長する」
福原有信「見せかけの模倣は駄目だ。やるなら徹底的に根本から始める」
小倉昌男「悪い循環から脱するには、全然別の場所に移り、まったく新しいところで仕事をしたらどうかと考えた」
 cf. マイケル・E. ポーター「戦略とは、何をやらないかを決めることである」
中内功「秩序の破壊なくして前進はない」
 いいことおっしゃいます。これが自分の血肉となるように、自分なりの努力を積んでいかなければならないと思いますが、私は「がんばる」「努力する」とかいう言葉が嫌いで、大切なのは「がんばる」とか「努力する」を、具体的な方法に落とし込むことが重要だと思っています。たとえば「些細なことを、おろそかにしない心がけ」とは、「職場でゴミを見つけたら拾う」といったこと。それがやがて何かにつながっていくのだと思っています。



【関連記事】
THE 21 12月号 その1
THE 21 12月号 その2
他の「THE 21」記事
posted by zxcvaq at 07:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

THE 21 2008年12月号 その2

THE 21 12月号 その1はこちら

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2008年 12月号 [雑誌]」です。総力特集「一流の努力術vs二流の努力術」。第1部は「『目標を必ず達成する』一流の努力習慣」。努力にもやりかたがあります。一生懸命、忍耐、根性とか、私は苦手です。高校野球とか、テレ朝はじめ民放のやりかたがあざとくて嫌いですね(笑)。

1. (株)ローソン代表取締役社長CEO 新浪剛史氏
(1) 人と違うことを1日30分、毎日愚直に続ける。
 新浪氏の場合は為替。当時担当していた砂糖の勉強は皆がしていたが、為替については新浪氏一人だけ。それを愚直に続けていたところ、取引先からチャンスをもらった。まちがっているかどうかは時間がたたないとわからない。だから愚直に続けること。
(2) 仕事に結びつかなくてもよい。教養でもいいので、とにかく自分が人より秀でたい分野、やりたいと思うことを毎日続ける。
(3) 誰かを魅惑してネットワークを構築するために、周りから「こいつ、おもしろい」と思わせるよう、自分の個性を打ち出す。
 自分自身の差別化を行い、「使い捨て」されないようにする。
(4) 若い人は毎日30分、頭を使い、勉強する。
 新浪氏は為替や経営の本を平日30分から1時間、朝や寝る前に読む。土曜日には平日に読んだものを徹底的に熟読。
(5) 本を探すリスクは取らない
 2〜30代は社内外にアドバイザーを持ち、最近読んでおもしろかったものを聞いていた。聞かれたほうは喜んで教えてくれる。
(6) マラソンと一緒で、即効性がなくても続けていっておもしろくなる。
 いろんな事象が見えてきてはじめて「やっていてよかった」となる。振り返らなくてよい。
(7) 毎朝7時に出社し、最後までいる。
 いろいろな人と接点ができる。上司が飲みに連れて行ってくれる(笑)。新人時代から仕事の幅が広がり、人が5年かけてやるところを3年でできるようになった。自分で勉強すると同時に、人からも教わる努力をする。謙虚に一生懸命やっていれば、何かやろうとしている人間に対して悪く言う人はいない。自分自身の差別化を考えながら愚直にやり続けること。

2. HOYA(株)取締役 執行役 最高執行責任者 浜田宏氏
(1) 努力はしたいからするのではなく、あくまで結果
 どうやって生きていくかを深く考え、目標ができたときにそれが自分への強いコミットメントを生み、結果的に努力するようになる。努力できない人は、目標が見つかっていない人。
(2) 「自分探し」にはまるのは要注意
 自分は自分でつくっていくもの。目の前の仕事を一つひとつやりきって、自分を確認していく。
(3) 人の2倍働いて、毎日4時間の勉強
 今、効率的にスケジュールがこなせるのは当時の習慣がものをいっている。
(4) 努力の質も仕事の効率化とリンクしている
 仕事の整理整頓ができない人は勉強も非効率で中途半端。目の前の仕事を効率的にこなす習慣をつけよ。
(5) 課題が複数あればプライオリティの高いものから取りかかる。「最も重要で、なおかつ不得手なもの」から。
(6) 100の努力をして90〜110のアウトプットが出るような組織を作る
(7) 邪魔がないのに成果が出ないなら、本人の能力の問題
心……素直で明るく、向上心があって誠実
技……知識やスキル
体……自分を成長させてくれる体験
 素直な心で周囲に耳を傾けると向上心が高まり、周りも配慮してくれてよい体験を積むことができる。清聴できたことに感謝の気持ちを抱けばさらに成長のスパイラルが加速する。努力が結実しない人はまず心を磨くことをはじめて見るべき。

3. Office WaDa代表/マーケティング&マネジメントコンサルタント 和田浩子氏
(1) 日本人は戦略的思考に基づく努力が苦手
 目的を明確にし、それを達成するためのアクションをとる。
(2) 大きな目標を実行可能ないくつかのアクションに分解し、段階的に目標を設定する
 実行力とは、周りの人を説得して、それぞれの立場や役割で行動してもらう仕組みを作ること。段階的な目標の設定は周囲の協力を得るための有効な手段。
(3) 自分の手には余るような仕事にも積極的に取り組む
 自分の能力相応の仕事をしていては成長はない。部下には仕事を任せる。
(4) 強い使命感を持つ
 会社に任され、報酬を得ている。それは商品を買うお客様のお金である。無駄に使うことはできない。使命感のおかげで、自分は努力し続けてこられた。
(5) 「徹底すること」が最良の選択である。
 P&Gでは、「難しくて正しいことを正しくやれ」とよく言われる。「難しいけど、誰にも真似はできないと思われることに挑戦することがもっとも有効な戦略。
(6) 仕事に取り組んだ結果は燦然と輝くものでなくてはならない
 育てたブランドや人材が伸び続けていくような仕事を心がけてきた。それが最終的に自分のブランドを築くと信じている。私が得た経験とスキルはどこに行っても私の中にあり、それは何物にも代えられない財産である。

4. サントリーサンゴリアス監督 清宮克幸氏
(1) 努力が嫌い
 日本一になるという明確な目標を設定し、そのために必要な練習だけを採用。一つひとつの練習も目的を明確にし、成果を数値によって検証する。
(2) 勝利への最短ルートを探す
(3) 何も考えずに黙々と努力するより、こうすればうまくいくというストーリーを自分の中に作り上げるほうが意味がある
(4) 先人が「なぜそれをするのか」には理由があるはず。そこを考える
(5) 努力にはベース=土台を作るための努力と、自分の個性を活かして他人と差をつけるための努力の2種類がある。
 基礎を固めるにはルーチンワークが不可欠。またルーチンワークには、これだけやったのだから必ずできるという自己効力感を選手に抱かせる効能もある。
(6) 弱みがあるところで勝負しない
 自分は何ができ、何ができないのかを見きわめる。全方位の努力ではなく、目標を達成するためにクリアしなければならない課題は何かを見きわめる。
(7) 悪いところをすべて直そうとしてもムダ
 サントリーでは試合の前に3つの課題を与え、試合後にはそこだけをレビューする。その課題が克服できたら、次の3つの課題を与える。こうして選手がレベルアップし、自分はラクできる(笑)。

5. 作家/大阪芸術大学客員教授 岡田斗司夫氏
◎レコーディング・ダイエットについて
(1) 記録する
 2週間〜1か月程度。食事制限はしない。食生活を記録することで、自分がいかに「太る行動」を取っていたかを知る。
(2) カロリーを記録する
 1日のカロリーを代謝にあわせて制限する。大幅な制限は必要なく、今より少し減らす。完全にやめるのではなく、カロリーの範囲内に収まるように量を半分にする。大好物を完全にやめるのはタブー。大好物は心の栄養なので、断つとストレスが貯まり、爆発する。
(3) 劇的にやせる
 結果が出るのでうれしくなり、カロリー制限がさらにラクになる。75日前後に身体の防御反応が出てちょっとつらくなるが、2週間ほど乗り切れば大丈夫。自然と無茶な量を食べなくなり、普通に食べてもリバウンドしなくなる。
(4) すごい努力は失敗する
 すごい努力は続かない。すごくない努力(=メモを取る)を続けることで、ダイエットが長い間継続できる。
(5) 成功者のノウハウは役に立たない
 「絶対に成功するノウハウ」は存在しない。まずは自分に目を向ける。たいがいの人は成功から遠ざかるような行動を取っているもの。無駄な行動を、無理のない範囲で減らす。
(6) 自分の1日の行動を、仕事もプライベートも含めて記録してみる
 自分がいかに成功から外れた行動を取っているかわかる。だが好きなことを完全に断つ必要はない。テレビも録画してみれば少しは時間が節約できる。そうしたことの積み重ねで仕事の効率は上がっていく。あとはそれを続けるだけ。
(7) 最初はダイエットで試してみたら?
 成果が体重という数値ではっきり見える。これで効果を体感できれば他のことも続けられるはず。

◎まとめ 〜成功者に共通する努力習慣とは?〜(p.29)
1. 「土台を作る努力」と「個性を伸ばす努力」の両方に取り組め
2. 「何をするか」だけでなく、「何をしないか」も見きわめよ
3. 大きな目標を分解して、達成への階段を作れ
4. 「心・技・体」のエンジンで努力のエネルギーを生み出せ
5. 努力で何かを得たいのなら、「自分以外の何か」のために努力せよ

 「まとめ」は編集部でまとめてくださっています。私が5人から得たのは、私なりに考えてみますと……

1. 愚直に努力を続ける
2. 目標から手段を逆算する
3. 自分の弱みと強みを見きわめ、自分の土俵で勝負する
4. 一人ですべてをやろうとせず、周囲を巻き込む。その上で、周囲に感謝する。
の4つです。

 その3に続きます。



【関連記事】
THE 21 12月号 その1
THE 21 12月号 その3
他の「THE 21」記事
posted by zxcvaq at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

THE 21 2008年12月号 その1

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2008年 12月号 [雑誌]」です。総力特集は「一流の努力術vs二流の努力術」ですが、先に第二特集の「『残業ゼロ』の手帳術」から。

 まず「なぜか定時で帰れる人の『賢い手帳の使い方』」。手帳を変えるだけでは残業は減らないとし、使いかたのノウハウを13コ紹介しています。

(1) アポやスケジュールは必ず1か所に集約
 プライベートも含め、1か所に集約する。1冊の手帳でも、マンスリーとウィークリーで別れている場合は要注意。

(2) いつでもどこでも持ち歩き「その場ですぐメモ」を徹底
 ここではすぐメモするために手帳を持ち歩けと書いていますが、できますか? 私は手帳を忘れることが恐ろしいので、あまり持ち歩きたくないのですが…… 飲み会などで持っていくときには、終了時刻のころに携帯のアラームが鳴るようにしています。最近は忘れることが減りました。これは持ち歩く回数が減ったからでしょう。

(3) アポは「始まりの時間」だけでなく「終わりの時間」も書き込む
(4) 外出する用事のときは移動時間も書き込む
 余裕を持ってスケジュールしておくことが大切だと思うのですが、それを明確にしておくということではないでしょうか? 移動時間を書き込む際には開始時刻を○で囲んでおくというのは使えるTipsですね。

(5) 未確定のアポも鉛筆で必ずメモ
 アポを調整する際に、二つか三つの選択肢を提示して相手に選んでもらうことがあるが、決定前に鉛筆でメモしておく。確定したらペンで上書きし、それ以外を消しゴムで消すとのこと。私は全部ペンで書いて、確定しなかったものは横線で見え消しにしています。消しゴムを使うのは面倒くさいですし、どうせ自分しか見ませんから。

(6) 翌日のスケジュールを1日の最後に必ず確認
 私は翌日のToDoは確認しますが、スケジュールは当日の朝に決めています。当日の朝に突発的にやることが入りますので、ミーティング後にスケジュールするほうが都合がいいので。このあたりは個人差があるでしょう。

(7) 「小さな締め切り」をつくり手帳にすべて書き込む
(8) 想定外の事態に備えて予備時間も確保しておく
(9) ToDoは「細かく分解」してできるかぎり具体的に書く
(10) ToDoはメモ欄ではなく、スケジュール欄に直接書き込む
 「プロジェクト企画書の作成」とあったときに、それを細かくブレイクダウンし、一つひとつに「小さな締め切り」を設定する。そして、スケジュールに組み込んでしまうのです。これは大事ですね。作業を細かく見ておくことで、作業時間がざっと見積もれます。その上で予備時間も確保できれば、いうことなしですね。

(11) 「メールの返信し忘れ」を手帳にメモして防止
 メールの返信も、すぐ返信できなければスケジュールしておく。メールは、読んだ時点で「読んだ。1週間以内に返事する」などと読んだことを相手に明示しておくことが大切です。「読んだメール」はひな形を作っておくと便利ですね。その上でスケジュール。

(12) 「いつやるのがベストか」をよく考えてスケジュールを組む
 この仕事は朝(頭の働く時間に)するか、昼食後の眠いときにしようか、などと業務の内容によってやるべき時間を考える。

(13) 「自分アポ」も書き込み一人でやる仕事の時間を確保
 退社後にやることを明確にしておくというのは使えます。私の場合は毎週月曜日(変わることがあります)を「早く帰る日」と決め、職場に宣言して、他のみなさんに協力を願っています。快く承諾していただいていると思います。「快く」の部分は希望ですが(笑)。

 続いて、「残業が激減する『マイベスト手帳の見つけ方』」。いくつかの手帳が紹介されています。能率手帳、高橋書店の手帳は定番ですね。佐々木かをり氏の「アクションプランナー」、陰山英男氏の「陰山手帳」もよく出てきますね。私は陰山さんのがいいと思います。価格は2,100円、もう少し安いとよろしいですが。

 手帳はいろいろあります。実際に見て、サイズや手触りなどを確認したいところ。その上で何を買うか、チョイスしてください。また「『手帳選び&活用』の達人になれるブックガイド」もあります。私は野口氏の「「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)」しか読んでいません。



【関連記事】
THE 21 12月号 その2
THE 21 12月号 その3
PRESIDENT 2008.11.3号 その1
PRESIDENT '08.2.18
新しい手帳
他の「THE 21」記事
posted by zxcvaq at 07:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

THE 21 2008年11月号 その4

THE 21 2008年11月号 その3はこちら

THE 21 (ざ・じゅういち) 2008年 11月号 [雑誌]です。今日は大前研一氏の特別インタビューについて。

 日本経済が閉塞感に覆われている理由は3つ。
(1) 経済政策の失敗
 今の経済は「実体経済」に「ボーダレス経済」、「サイバー経済」、「マルティプル経済」が加わって複雑化しているが、政府が行ったのは実体経済に対して有効なケインズ政策のみ。
(2) 国民の平均年齢の上昇
 世界中のさまざまな自治体で、住民の平均年齢が50歳より上の市町村で改革に意欲的なところはない。日本は国全体がそうなってしまった。
(3) やる気の欠如した若者
 日本の若者にも意欲や覇気を感じない。若者は「日本がすごい」ということを感じる機会がなかった。

 対策は、日本政府が頭の中身を「19世紀」(実体経済だけ)から新しい経済が加わった「21世紀」に変える。そのため統治機構を「中央集権」から「道州連邦制」に変える。
(1) 九州では第二外国語で中国語や韓国語を教えたり、北海道ではロシア語を教えたりする。
(2) ホームレス・マネーが集まりはじめる。不動産価格が上昇する。さらにお金を集めるために株式取引所をもつ。
(3) 中国は北京オリンピック後も成長を続ける。中国は統制された一つの国家ではない。各都市が、世界にありあまっているカネを使って繁栄する「新しい経済方程式」に対応して発展している。
(4) 道州制で各道州が真っ先にやることは都心部の開発。街ごと作り直して、快適さが増すことで住みたい人が増す。街の価値が3倍以上になる。原資は道州債の発行。金利3%で地方税免除の特典をつければ実質5%ぐらいの利回り、すぐに買い手がつく。地元のゼネコンが工事をして経済効果が生まれる。
(5) 政府が徴税権や立法権を道州に委譲する必要。中央省庁は安全性にのみ全国統一の基準を設ける。
 こうした対策で向こう20年は大建設・再開発ブームが到来し、21世紀にふさわしい近代的な街並みと安全・快適な都市生活が訪れる。

 日本の世界に対する見方は一面的。たとえばロシアのグルジア侵攻も、世界はロシアの帝国主義的な姿勢を非難するばかりではない。ヨーロッパはロシアをEU に取り込みたいと考えている。世界経済の中で大きなウェートを占める国々の動きを理解しないと、世界のニュースの意味が読み解けないし、国内経済の出口も見つからない。日本のメディアを絶対だと思わず、インターネットなどで直接情報を入手し、自分の中に世界地図を持て。

 「日本に道州制しかない」かどうかはわかりませんが、たしかにこれはよいアイデアだと思います。中央省庁はものすごく抵抗するでしょうから、かなり困難な道のりだと思いますけど、これぐらいしてほしいですね。私自身は田舎に住んでいますので、自分の周囲は発展しなくてもいいのですが、株価は上がってほしいです(笑)。

 この号、他にもテリー伊藤氏による「成功者の裏マニュアル」で桑田真澄氏が取り上げられています。桑田氏の野球人生はまだようやく半分まで来たぐらいでしょうか。すばらしい指導者になることと期待しています。「大切なのは失敗してもまた起きあがること。そのためにコツコツ努力しよう」。さすが桑田氏、いいことをおっしゃいます。彼のように努力できる人を天才というのだと思います。



【関連記事】
THE 21 2008年11月号 その1
THE 21 2008年11月号 その2
THE 21 2008年11月号 その3
他の「THE 21」記事
posted by zxcvaq at 06:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

THE 21 2008年11月号 その3

THE 21 2008年11月号 その2はこちら

THE 21 (ざ・じゅういち) 2008年 11月号 [雑誌]です。特集「なぜか仕事ができる人の『1日30分』の成功習慣」Part3です。たくさんいらっしゃいましたが、特集については今回が最後です。特集以外の部分については、次回もう一度取り上げます。

・奥山清行(工業デザイナー/KEN OKUYAMA DESIGN代表)
(1) 日本人は言葉でコミュニケーションを取ることを「悪」だと思っており、若い世代で自分の考えを表明することに抵抗がない人でも、それをもとに議論を展開するという点ではまだまだ。
(2) 相手ではなく、「相手の言っていること」を厳しく指摘する。
(3) イタリア人は自分が潜在的しか考えていなかったことを、自分の言葉の中から探し出したり、相手の発言の中から相手の気づいていないアイデアを引き抜いたりすることを議論の最中に行っている。これより、短時間で質の高い結論を出す。
(4) 1日1回は見ず知らずの人と会話する。言葉だけを頼りにコミュニケーションすることで、どうしたら相手自分の考えが伝えられるのかがわかり、言葉という”道具”の操りかたが身につく。
(5) プロは素人の発想に負けることがあるが、圧倒的な量をこなす。
(6) 手を使って描く。頭と手の間でやりとりを繰り返す。
(7) 自分にあった道具を使いながら(奥山氏でいえば「手」)試行錯誤を繰り返すことで、質の高い仕事ができる。
 「1日1回見ず知らずの人と会話」はむずかしいですね。出会いがない。電車通勤はまだ出会いがありましたけど…… 「手で描く」はよいたとえだと思います。私なら「言葉」ですね。毎日少しでも文章を書くことを続けたいと思います。

・須磨久善(心臓外科医/(財)心臓血管研究所スーパーバイザー)
(1) 心臓外科医に「〜を糧に」という考えはありえない。
(2) うまいと言われる医者の手術はすべて見る。
(3) 自信を持つには成功体験を重ねる。単に「失敗」と割り切らず、失敗の中の成功部分を拾い出す。
(4) 失敗の理由を客観的に分析することで冷静になれる。
(5) ミスをカバーするセーフティ・ネットをかぶせておく。事前に徹底的にシミュレーションし、起こりうる事態をすべて洗い出して、それに対する対策をすべて考える。
(6) 状況判断のオプションをたくさん持っておく。
(7) 結果オーライで判断せず、常によりよい方法を探求する。
(8) 経験を消化するため、自問自答の習慣を持つ。
(9) 机の上を常に整理整頓し、極力雑念を排除する。
 さすが、人の命を預かるだけのかたですね。自信を持ちながらも傲慢にならず、謙虚に当たられる姿勢が勉強になります。私もせめて、机の上だけでもきれいにしておきたいと思います。最近は「イントレー」がきれいになることがありません(笑)。さっそく今日出勤したら、きれいにします。

・楡周平(作家)
(1) ふだんから多くの知識を仕入れておく。
(2) 情報収集はインターネットに頼らない。たとえば電車の中吊り広告。
(3) 役立ちそうな雑誌は買って読む。
(4) 通勤ラッシュが始まる1時間前には電車に乗っておく。
(5) 始業前の時間は仕事に没頭できる。その日のうちに終わらせなければならない仕事は始業前に終わらせておく。残業をしない。
(6) 早起きから得られるメリットは大。
 早起きにはとてもメリットがあると私も思います。ブログは朝書くほうが気分が乗ります。ネットをダラダラ見ている時間もあっていいとは思いますけどね(笑)。残業をなくすことは考えます。今日は残業しない日ですが、明日も早く帰ります。

・松本志のぶ(日本テレビ放送網(株)アナウンサー)
(1) 気持ちを切り替えるために半身浴。これは「何をやっても許される時間」。
(2) 仕事のイメージトレーニング。
(3) できるだけ決まった時間に食事をとる。自分のリズムをつくって保つ。
 イメージトレーニングも多くのかたが取り入れていらっしゃいます。私にはこの習慣はほとんどないですね。自分の姿を想像しても、拡散してしまうというか、注意が別の方向行ってしまって、集中できないような気がします。イメージトレーニングに関する訓練はしてみたいと思います。

・イネス・リグロン(ミス・ユニバース・ジャパン・ナショナルディレクター)
(1) 見た目を磨くことは大切。まず「理想の自分像」をイメージする。
(2) 自分が「この人と一緒仕事がしたい」と思うような人をイメージする。その上で自分必要なものに気づく。
(3) 個性を印象づけるような色やデザインのものを持つ。ものを選ぶときには自分がファッションのお手本にしたい人を思い浮かべ、「その人ならこれを買うか」と問いかける。
(4) 目標に向かって集中力を高めておく。そのためには身の回りの整理整頓。自分のスペースには自分の心が反映されている。仕事を終えて帰るときには机の上の一切のものを整理する。
(5) ネガティブな発想をする人との関係は絶つ。まずは自分からネガティブなことは言わない。常に明るく笑顔を振りまく。
(6) 1日のスタートを気持ちよく切る。自分のモチベーションを高める毎日のかんたんな習慣を持つ。
(7) 朝起きてコップ2杯の水を飲む。
(8) カーテンを開けて太陽の光を浴びる。
(9) 音楽をかけて気分を盛り上げる。
 この人のおっしゃることは私に欠けている視点です。私は外見にはほとんどこだわらないので、寝癖がついていてもあまり気にしませんし、服なんか少々汚れていても何とも思わない。妻も私の外見に対しては何も言わない。しかし、何か言ってもらえるように努力するほうがいいのかもしれません。服は買いに行かないとないのですけど(笑)、少なくとも寝癖だけは取っていくこととします。
 加えて、自分の机の整理整頓。ここでも言われてしまいました(笑)。はい、すぐやります。

・ミッシェル・トロワグロ(三つ星シェフ)
(1) もっとリスクを取る。人と違うことをしなければ大きな成功は得られない。
(2) 直感を研ぎ澄ますには、旅に出ることを勧める。時間がなければ映画や小説で空想旅行する。
(3) 人生のバランスを考える。家族を犠牲にするようでは人生の成功者になれない。
(4) 困難に直面したら、まずは問題から離れ、冷静になってから問題の本質を取り出す。
(5) 信頼できる友人の奇譚のない意見に耳を傾ける。
(6) 問題解決で大事なのはセルフ・クリティーク(自己批評)。
(7) よい食事をとる。どんなに忙しくても、きちんと席について、落ち着いた気持ちで食を楽しむ時間を必ずもつ。バランスよく食べ、決して食べ過ぎない。肉体も精神も食事によって作られる。
 私も仕事の上では残念ながら敗者ですが(笑)、人生の成功者でありたいと常に願っています。金融商品への投資もそうした戦略の一つ(会社をクビになってもお金で困らないようにする)ですし、家族を大事にしたいと思う気持ちもそうです。うまくいっているかどうかは問題ですが(笑)、挑戦は続けたいと思います。

 以上、3回にわたり駆け足で見てきましたが、どれもやってみないと意味がありません。すでにできていることもありますし、机の片づけなどはすぐにできるものです。習慣にするには時間がかかると思いますが、まずやってみる。小さなことですが、来年の目標もこのあたりをふまえたものになりそうな気もしています。もちろん「来年からはじめる」なんて言っているといつまでたっても実現しませんので(笑)、できることをすぐにやっていきたいと思います。

 この号、もう一度取り上げます。その4に続く。



【関連記事】
THE 21 2008年11月号 その1
THE 21 2008年11月号 その2
THE 21 2008年11月号 その4
他の「THE 21」記事
posted by zxcvaq at 06:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
タグクラウド