2009年08月18日

THE 21 2009年6月号

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 06月号 [雑誌]です。これもぜんぜん読めていません。まとめて読みたいのですが、とにかくいっぱいたまっていますね。さて、総力特集は「不況を『チャンス』にする仕事術」。

 第一部はインタビュー。堀紘一(株式会社ドリームインキュベータ)、大東隆行(株式会社王将フードサービス)、羽鳥兼市(株式会社ガリバーインターナショナル)、松尾均(株式会社はとバス)、小山昇(株式会社武蔵野)の5名。逆境に負けない心構えについて書かれています。

 第二部は「リストラされないための『賢いスキルアップ』戦略」。こちらも5人のかたへのインタビューです。
1. 城繁幸(人事コンサルティング「Joe's Labo」代表)
 派遣切りに続き、正社員のリストラもはじまる可能性がある。そのため、積極性・向上心をアピールする。何を学ぶかは自分のキャリアデザインによる。それが見つからない人は読書。ノウハウ本ばかりではダメで、世の中を俯瞰できる経済書と自分の専門に特化した専門書を月10冊読むことを半年は続ける。リストラされても、自分の可能性を狭めないこと。

◎城氏による不況突破スキル6
(1) ダラダラ残業をやめる
 残業するのは生産性の低さをアピールしている。

(2) 社内人材のハブになる
 社内の人と人をつなぐ”人材のハブ”になれば、会社から重宝されて安易にクビを切られにくい。関係部署とのコミュニケーションを積極的にとっておく。

(3) スキマ時間にビジネス書を読む
 一般経済書はもちろん、自社業界の専門書もよいアピールになる。

(4) キャリアを見据えて一歩先の勉強をする
 一歩先んじて必要な知識やスキルを身につけることで、チームリーダーに選ばれる確率が高くなる。

(5) 異業種への就職も選択肢に加える
 再就職先として同じ業種や職種だけを想定しない。新規事業のスタートで異業種から採用するケースも少なくない。自分の可能性を限定しないで、自分の経験をアピールする。

(6) キャリアのブランクをつくらない
 失業期間が長いほど再就職には不利。次の仕事がうまく見つからない場合には海外留学や国内の大学院の社会人コースに通うなど、空白期間を埋める。

2. 山田真哉(公認会計士/山田真哉事務所所長)
 数字のセンスを磨く。これは「プレゼンで使う数字のセンス」と「経営戦略で使う数字のセンス」の二つ。

<プレゼン>
・逆張り ex.「ゼロカロリー」ではなく、「余分なもの」をアピールする
・土俵を変える ex.「1万個を販売」→「限定1万個を販売」
・単位を変える ex.「コラーゲン10グラム」→「1万ミリグラム」
・ざっくりとした数字 キーとなる数字をいくつか覚えておく

<経営戦略>
・簿記を学ぶ→決算書を読む

◎山田氏による数字を読み解くトレーニング法6
(1) 大きな数字は割ってみる
 年商を1店舗あたり、1日あたり、1人あたりなどで割ってみる。実態がわかる。

(2) わからない数字は他と比べる
 市場規模なら他の業界、会社の決算書ならライバル他者と比較。同じ会社の過去5年分を比べるのも有効。

(3) 「机上の数字」を疑う
 平均値など、必ずしも意味を持たない場合がある。

(4) その数の「母数」を考える
 母数を出すことで数字のインパクトを消したり、逆に母数を消すことで数字にインパクトを出す。

(5) 「関係がない数字」に惑わされるな
 「構想7年」の映画、制作期間は「数か月」ということも。

(6) 「予測」はあくまで「予測」
 新聞などに出てくる数字はいいかげんな見通しであることも。

3. 寺田昌嗣(SRR速読教室代表)
 本を読んでも成果が出ないのは「正しくゴールに向かうための読書法を知らないから」。そのためには「ゴール」(目標設定)と「セルフ」(現状認識)が必要。特定のテーマについて1ヶ月間集中的に読むのも効果的。得られた課題をToDoに書き出し、実践に落とし込む習慣も欠かせない。「渉猟型読書」と「農耕型読書」を併用する。

◎フォーカス・リーディング
(1) 下読み(目標読書時間:10分)
 全体と構成だけつかむ。章のタイトルと見出しを中心に大きな流れを追う。読み重ねる価値があるか、どこにフォーカスを会わせるのか見きわめる。

(2) 本読み(目標読書時間:1時間)
 目的を念頭に置きながら、メリハリをつけて質高く読む。線を引いたり付箋を貼ったりしてトレーサビリティを高める。「理論を学ぶ」「現場で活かせるテクニックを知る」などフォーカスを鋭く設定する。

(3) 返り読み(目標読書時間:15分)
 線を引いた箇所を中心に必要部分だけ拾い読み。

4. 藤巻幸夫(株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役副社長)
 転社はOKだが転職は安易にしないほうがよい。30代前半までは自分のやりたいことを見つけるために転職もアリだが、「石の上にも3年」。会社に入ったら、会社の文句は言わないこと。
 人脈作りは社外だけでなく、社内にも広げる。上司は立派ではないが、いいところを盗む。「志」は人を集める原動力になる。人を集めたら明確なビジョンをかかげ、人を引っ張っていく。ブレイクスルーする瞬間は自然に訪れる。

◎藤巻氏による人を巻き込む心構え6
(1) 自分ブランドを立ち上げよう
 会社の肩書きなどにとらわれず、自分の好み、感性、強みを知り、実力でぶつかっていく。「信念」が伝わると、周囲もついてくる。

(2) つまらない仕事から学び取ろう
 つまらない仕事の中で結果を出そうと努力すると、楽しみが見えてくる。将来の夢のために、与えられた中から学び取ることを必死に探すのも重要。

(3) 本ばかりでなく、人と会って学ぼう
 「生」の現場を知るカギは、生きた会話の中にある。

(4) 初対面の相手の心をつかむことばを磨こう
 名刺交換は後回しに、最初に見た印象から感じたことをほめる。ほめられるとエネルギーがわき、会話が弾みやすい。

(5) メールにアナログ的なひと言を添える
 ちょっとしたひと言で、相手に自分をアピールする。

(6) 食事の誘いは、すぐに時間と場所を決める
 相手に熱意を伝えるためには、多少の強引さも必要。

5. オバタカズユキ(フリーライター/連結社代表)
 資格取得は目的ではない。資格取得後の目的は(1)現在の仕事の関連資格を取ることで、「次」の選択肢を広げる路線、(2)現在の仕事と関係ない資格で異業種への転身。
(1)はオールラウンド系(日商簿記、行政書士、TOEICなど)と業界内資格(今従事している仕事の専門性や知識を深める実務経験者向け)。(2)は難関資格(医師、弁護士、公認会計士など)と医療福祉系(理学療法士、作業療法士、介護福祉士など)。勉強法については「近道はない」。

◎オバタ氏おすすめの資格8
オールラウンド系  日商簿記、行政書士
業界内資格  ファイナンシャル・プラニング技能士、宅地建物取引主任者
難関資格  司法試験、公認会計士
介護医療系資格  理学療法士・作業療法士、介護福祉士

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2009年05月07日

THE 21 2009年3月号 その2

中断しておりましたTHE 21 2009年3月号。前回はこちら。

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 03月号 [雑誌]」です。特集は「なぜか仕事がうまくいく人の『人間関係』術」。第2部は「使える! Q&Aで学ぶ『対人関係HACKS』」。「コミュニケーションのプロ」3人、前川孝雄氏((株)FeelWorks代表取締役)、清水克彦((株)文化放送編成局編成部次長)、播磨早苗((株)フレックスコミュニケーション代表)のアドバイスです。

1. 上司編
 上司は全能の神ではないので、上司への期待値を少し下げる。また上司も部下への接しかたを模索していて、お互い心の底では歩み寄りたいと思っている。

2. 部下・後輩編
 できない部下も、「先月より今月、昨日より今日」のほうができるようになっている。「変えよう」とするのではなく、成長した点を見る。やる気の感じられない部下には、今取り組んでいる仕事の目標やゴールを明確にし、期待を伝えることを繰り返す。仕事の目的を考えさせるような質問も必要。目標は長期間の大きな目標より、日々の小さな目標を設定することも有効。思い通りに成長しなくても、「どういう育ちかたをしてきたのか」など人格を否定するような発言はしない。
 これ、私も参考にさせていただきます。年齢が上になってくると、一緒に仕事を進めていく上で、それなりの役割を求められます。

3. 評価編
 自分の仕事の成果やプロセスを、ことばで上司にアピールする。コミュニケーションは1対1だが、上司にとっては1対多。「報・連・相」が有効。「人間関係はgive&giveでちょうどいい」。自分が持っているスキルや人脈は惜しみなく与える。上司へは成果のアピールとともに、チャンスを与えたくなるようなアピールも必要。
 これは苦手な人が多いのでは? 私の職場では「自己評価制度」があり、振り返りの場が与えられています。私は以前の職場で「どのようにアピールするか」を学んでいたので、同じ職場の人には伝えています。上司の仕事の一つが部下を育てることですから、自己評価で悪いことを書けば上司の成績も下がる。それをふまえれば、よかった点はよく、また悪かった点は次の成果につながっていくような書きかたが必要になってきます。

4. 雑談編
 聴き役に徹して、相手の話を引き出す。相手の話を理解していることを示した上で、少しずつ角度を変えて会話のキャッチボールをつなげる。相手のことばに反応的にならない。事前にネタを十分に仕込んでおく。名刺から人の情報を読みとり、会話につなげる。
 私は雑談ばかりです(笑)。しかし、相手にコミュニケーションの意志がないと雑談もむずかしいですね。最初にイエス・ノーで答えられる質問を投げて、「それはどうして?」とつなげるような会話を心がけています。営業に来られた人と話すのは、相手もなんとかコミュニケーションを取ろうとしますから、こちらがあまり気を遣わなくてもよいのでラクです。

5. 人脈編
 20代は社内人脈を固める。自分のことを利用しようとする人間のところには近づいていかない。相手にメリットを与えることができてこそ、人脈は大きく広がる。
 これは20代のうちに聞いておきたかったですね。

6. 女性編
 女性が良好な人間関係を築くには?
(1) 報・連・相を密にし、仕事での自分の思いを自分から伝える。男性上司は見ていてくれると考えるのは幻想。
(2) 女性として手本となるような人を自分なりに見つけて、心の支えを得ておく。
(3) 自分だけ目立とうとせず、まずは自分の上についた人間を全力でサポートする。
(4) 「彼女がいないと困る」雰囲気を作り、組織の中で唯一無二のポジションを築く努力をする。
(5) 相手に改善を要望することも必要。ただし、「女性だから」という甘えがないか検証しておく。
 組織は「組織目標を達成するためのもの」が大原則。職場の人間関係はみんなと仲良くするためでも、対立するためでもない。

○キラーフレーズ集
 これは使える! というか使っていますね。まだの人はぜひ。
(1) もう少しくわしく聴かせてくれませんか?
(2) 何かお役に立てることはありませんか?
(3) 10分だけお時間をいただけませんか?
(4) ○○さんのお勧めを教えてください。
(5) 火曜日なら大丈夫です。  「飲みにいく」となったとき、具体的に日付を設定することで、社交辞令ではない本気度をアピール。
(6) 8割は賛成なのですが、こういう考えかたもあると思います。

 特集第2部の後半は「”いまどきの職場”で人間関係がうまくいくコツ」。4人の20代ビジネスマンによる覆面座談会。かいつまんで要点だけ。
・年齢の近い上司のほうに、かえって気を遣う。
 仕事の相談や疑問は、あえて一回り以上ちがう上司に持ちかける。先輩の前でなく、別の場所を設けて。
・年齢の近い上司には、「自分はライバルではなく、後輩ですよ」というメッセージを投げかける。
・自信満々の上司には提案の前に質問をして、その答えを1〜2つ入れる。
・マメな報告。適度に自分をアピール。
 20代ぐらいだとやはり悩みますよね。私はあまりにも悩まなさすぎて、今のようになってしまったのかもしれません(笑)。

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2009年04月30日

THE 21 2009年3月号 その1

THE 21 2009年3月号 その1
続いて「THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 03月号 [雑誌]」です。特集は「なぜか仕事がうまくいく人の『人間関係』術」。第1部はインタビュー。

三田紀房 漫画家
◎相手がトクをし、自分もトクをする方法を考える
 自分を殺して相手のためにつくすのではなく、自分のリターンも計算する。お互いの利益が得られることが確実にわかった上で、気持ちよく仕事する。
 三田氏は絵があまりお上手ではありませんが(笑)、私は彼のマンガが大好きです。高校野球のマンガですら、私が読んでも勉強になる。エンターテインメントとしても十分に楽しい。何度か書いているように思いますが、オススメです。

松本大 マネックスグループ(株)代表取締役社長CEO
◎日々の仕事を通してクレディビリティを築く
1. ウソをつかない
 ウソは絶対にいけない。1回でもアウト。失敗もオープンにして真摯に謝罪する。
2. 過不足なく自分を見せる
 できることをできるという。安請け合いや逃げることはダメ。挑戦する場合でも、自分の能力を明らかにした上で「やらせてください」。
3. 反省すべきところは反省し、「信頼されよう」とする姿勢を維持する
 前向きな姿勢を維持する。
 クレディビリティとは「万人が納得できる信頼関係」。「お世話になったから」、「長いつき合いだから」といった情実は万人が納得しない。私もすでに情実のメンタリティに深く浸食されているように思います。どこかできちんとリセットできるとよいのにと思うことがあります。

渡邉美樹 ワタミ(株)代表取締役社長
◎嘘をつかず、等身大であること
1. 自分を実力以上によく見せようとしない
 実力以上によく見せようとするのは見抜ける。ビジネスでは嘘がなく、動機が重要。
2. 部下との信頼関係では、孤独を受け入れ、責任を自分で取る
 仲良くなることではなく、リーダーが自分で決断を下す。自分が相手を信頼すれば、相手も自分を信頼する。

窪山哲雄 (株)ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長
◎ウェットなつき合いを重視
1. すべてをお客さんの身になって考え、相手が望んでいること、困っていることに向き合う
2. ビジネスライクなつき合いに終始しない
3. 一段上の立場で考えて、一段下の立場で行動する
 戦略的には、課長なら、部長の立場に立って考える。戦術的には、課長なら、係長や主任の立場に立って行動する。
4. 諸橋轍次氏による、人間関係で大事な3つ
 一つ、絶対に私利私欲がないことを自分の心に問いただせ
 二つ、礼を尽くして話しているか、上司の気持ちを慮っているか省みよ
 三つ、自分が話していることが正しいと思っても、いったんは引け

石渡美奈 ホッピービバレッジ(株)取締役副社長
1. 嘘をつかず、自分の弱点やカッコ悪い部分も隠さない
 自分の感情も積極的に口にする。
2. 信頼して、仕事を任せる
3. いつも前向きで、高い目標を持つ
 何でも自分のものにしようとする「貪欲さ」を持つ。主語を自分にする、すなわち「私が〜する」と主体的に考える。
4. 仕事の成果はどうあれ、先輩は尊重する。

堀紘一 (株)ドリームインキュベータ代表取締役会長
◎相手を気遣い、徳を積む
1. 約束を守る、時間に遅れない
 1回でも遅刻すれば、時間の守れない人間に責任のある仕事はできないと判断される。約束が守れないかもしれないと少しでも考えるのであれば、約束しない。
2. レスポンスを早くする
 上司から、「あれどうなった?」と聞かれない。上司にはどんどん質問や報告をする。
3. 連絡を取れない人、こちらの時間を平気で奪う人、上司のお墨付きをもらうまで決断しない人は信頼されない
 自分のことが先で、相手のことを後回しにする人は信頼されない。まず相手のことを気遣い、その気持ちを伝える。

川淵三郎 日本サッカー協会名誉会長
◎嫌な話ほど、面と向かって伝える
1. 本人にとって嫌なことほど、面と向かって一対一でしっかりと伝える
 ご本人の経験から。上に立つ者は絶対にそこから逃げてはいけない。
2. 伝えかたや意図をどう説明するかは重要
 嫌なことは休み明けに、など。嫌な話を面と向かってすることで、長い目で見た時の信頼関係につながる。
3. 監督が「負けてもいいから」とは、絶対にいってはいけない
 これもご自身の経験から。営業でも、「最悪、こうなってもいいから」とか「結果は気にせずがんばれ」などは相手の気持ちを萎えさせることがある。
4. 日ごろから選手の様子を見ておく
 今声をかけるべきかどうか、ふだんから見ていればわかる。日頃の観察力が的確な状況分析を導き、自分の軸や芯がぶれない。
5. 効果や利益などの「定量的」発想だけでなく、情熱や一体感、喜怒哀楽など「定性的」なものでこそ、組織は力強く動ける

 この号、次回へ続きます。

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2009年04月28日

THE 21 2009年2月号 その2

THE 21 2009年2月号 その1はこちら

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 02月号 [雑誌]」です。特集「『残業ゼロ』のスピード思考術」。昨日に引き続き、本日は第2部「残業時間が激減する『思考HACKS』」。

1. 意志決定編 斎藤広達(シカゴコンサルティング代表取締役)
◎思考の目的を明確にして最短距離で考えよ
・「そもそもの目的」を明確にする
 →意志決定に必要な要素を書き出し、優先順位をつける
 →それぞれの要素を評価し、評価の理由を要素の下に書く
  ・意志決定の流れが身につき、評価の理由を考えることで頭がクリアになる
  ・いちいち書き出さなくても、意志決定がスムーズにできるように!
・情報収集に時間を取られすぎない
 ex. 初心者向けの本を1冊だけ読む、Googleで15分だけ検索する
・逆算思考のストーリーラインを作り、ゴールまでの時間を短縮する
 (1) あらかじめフレーム数を決めておく(9〜10フレーム程度)
 (2) ストーリーラインのタネとなる要素を洗い出す
 (3) フレームの枠にはまるように、全体のシナリオを簡単に考える
 (4) それぞれのフレームの肉づけ、必要な情報を加える
・意志決定は最初の30分「おいしい時間」で
 人間の集中力の限界は45分。長い時間をかけても成果が上がるとは限らない。
・不確定要素に振り回されない。
 意志決定の際には不確定要素に振り回されず、コントロールできる要素だけで判断をおこなう。想定したゴールにたどり着けないとわかった時点で軌道修正すればよい。意志決定は与えられた条件の中でベストアンサーを作り、アクションを起こすこと。

2. 対人関係編 高城幸司((株)セレブレイン代表取締役社長)
◎相手と二人三脚で仕事を進める感覚を持て
・途中で立ち止まって、確認しながら進める
 →<営業>相手が納得する機会を与えるコミュニケーション法を身につける ex. 質問を投げかけながら、相手の納得を促す
  <会議>マイル・ストーン法
   (1) 最初に会議の所要時間を確認し、時間を4〜5分割する
   (2) それぞれのポイントで、結論に近づけるためのアクションを決めておく
   (3) スタートしたら、時間通りにアクションを進めていく。時間が過ぎた前のアクションに戻って会話をしてはいけない
   (4) 結論を導く
  <職場>意図や話が伝わらない人には「たとえば」を多用
・無理難題であっても、相手に考えさせ、納得させる

3. 思考整理編 佐々木正悟(心理学ジャーナリスト)
◎思考を脱線させる”不安”や”迷い”を断ち切れ
・仕事のスタート時  「目の前の作業が今日中に終わることを確認し、安心して一日の仕事を始める」
 →スケジュールの確認  今日中に終わらないものは明日に繰り越すか、同僚に回すなどを「今日決めておく」。
・予定外のタスク依頼は今おこなっているタスクの直後に入れ、スケジュールを組み直す。急な依頼には「○○分後に取りかかる」などの代案を伝える。
・情報のインプット量を調整する
 メールチェックは決められた時間にする。ネットワークをオフにしてしまう。

4. 時間管理編 大橋悦夫((有)サイバーローグ研究所 代表)
◎ムダな思考を生み出すムダな環境を改めよ  決まった方向に流れるように作業をパターン化し、環境を整える
・メールの定型化  あらかじめ書かれた文章をコピペして一部を改変。
・名刺をもらった時に、メールを送る必要のある人とそうでない人にわける
・トラブルのメールは「感情のままに書いて、翌朝再考」
・企画を考える時は、要素別に書き出す
・予定は細切れで考える  細かい時間にわけて予定を作る
・時間管理にタイマーやPCを利用  Beckyなど、リマインダ機能のついたメールソフトを利用

 私の場合、帰り間際になってよく「緊急事態」が発生するのですよね(笑)。何もない時は早く帰れるようにしたいものです。何の工夫もなかった若いころと比べて帰る時間は早くなりましたし、仕事も能率的に進むようになったと思います。しかし、10分や15分早く帰ってもしょうがない。「残業をゼロにする」パラダイム・シフトをどうやっておこすか。外部的な力ではなく、私の中で必要な改革だと思っています。

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2009年04月27日

THE 21 2009年2月号 その1

雑誌や書籍が貯まってきました。集中的にやっつけてしまおうと思っています。まずは「THE 21」。

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 02月号 [雑誌]」です。特集は「『残業ゼロ』のスピード思考術」。第1部はインタビュー。

 最初に登場するのはトリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長の吉越浩一郎氏。
1. 書類に「気づいたこと」「やるべきこと」「デッドライン」をメモしておく。二度考えない。
 これはすぐにでも実行可能です。ポストイットをいっぱい用意しておいて、書類を見た時点で処理方法を判断しておく。書類が貯まってしまうことは避けられないと思うのですが、なるべくその場で処理し、処理できないものも「二度考える」ことをしないようにする。
2. 案件ごとにクリアファイル
 吉越氏は色別にクリアファイルに分類していらっしゃいます。私もできれば色分けしたいのですが、ポストイットに案件名を書いて入れています。ボックスをのぞいた時に、一発で見わけられるのが理想でしょうが…… ボックス内の左から時系列に埋めているので、検索にそれほど時間はかかりませんけど。
3. 締切日ごとにボックスに収納
 いわゆる43foldersだと思いますが、そんなに場所がありません。ボックスを一つおける程度の収納場所を、自分の机に確保したいと思います。年度も変わりましたし、書類を減らすよいチャンスですね。それにしても書類を保管する場所がほしい。
 私の場合はGoogleカレンダに、デッドライン、途中経過、書類の場所などは書き込んでいます。ToDoノートにメモっておく場合にも、書類をどこにしまったかは書き込んでいます。書類を探すことは、本当に減りました。

ザカティーコンサルティング(株)ディレクター 細谷功氏
◎「結論から」「全体から」「単純に」考える
 これは最近私も心がけています。完成像から部分にわけていくイメージ。人に伝える時には「いちばん伝えたいこと」→「3つ程度に細分」→「それぞれを単純化」ぐらいの感じ。むずかしいことを言っても伝わらないし、そもそも私が理解できていない(笑)。細谷氏は、「目次」「白地図」などの概念で説明しています。

多摩大学経営情報学部教授 久恒啓一氏
◎情報整理は箇条書きではなく、図解する
 「一目で見てわかるようにしておく」のが大切。図解が苦手な人は、自分の仕事を図解化してみるとよい。同時にブログやホームページなどの表現手段を持ち、定期的に更新することで脳の自力回転速度が上がる。
 残業をやめ、朝早く出社する「前業」も有効。朝のほうが思考スピードは3倍早い。

(株)イー・ウーマン社長 佐々木かをり氏
◎手帳に書いて「行動」に結びつける
 行動をすべて手帳のスケジュールに書き込むと、自分の思考スピードが見える。決断スピードを上げるためには、一度考えはじめたら途中でやめない。やめることになったら、「続きをいつ考えるか」を決め、スケジュールに落とす。また「悩む」ということばを使わず、「課題」と言い換える。解決できる前向きな表現。
 本文中、佐々木氏は「無意識を意識に変えた瞬間に、人間はいくらでも変化できる」(p.23 3段目)とあります。そのとおり! 「できない」とか「無理」とかいうのではなく、自分の意識を変え、自分自身を変えていけたらよいと日々思っています。

タリーズコーヒーインターナショナル ファウンダー/クイズノスアジアパシフィック社長 松田公太氏
◎一生の「目的」から個々の「目標」を即座に実行していく
・意志決定にあたって、自分の目的やポリシーにかなっているかを自問し、合致していれば行動に移す。自分の今の仕事について、立ち止まって一度考えてみる。
・雑用が発生したらその場で終わらせる。雑用を残していると集中できない。
 松田氏はこの雑誌によく登場されますね。雑用は確かに、油断しているとすぐに貯まります。仮に今処理しないのであれば、いつやるかをきちんとスケジュールに落としておくとよいと思うのですが、なかなかできません。それであれば、すぐに取りかかってしまっておくほうがよいかもしれません。でも、雑用はこちらの都合に構わず発生するのですよね。いつまでたっても本当の仕事に集中できません(笑)。

脳科学者 苫米地英人
◎昨日までの延長では絶対に達成できない未来の目標を決める
 自分の意識と自分が快適だと感じる現状「コンフォート・ゾーン」をずらし、目標達成に必要なものを生み出していく。目標が高すぎても、自分には必ず達成できると、自分の能力を高く評価すること。レストランの数多くのメニューから一瞬で決めるトレーニングも、ある程度の効果がある。
 レストランのメニューの話は佐々木さんもしておられました。私はレストランにはあまり行きませんが、本屋に行った時に何を買うかはけっこう迷います(笑)。決断を早くする訓練は意識して実行してみたいと思います。

 以上第一部。次回に続きます。

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