2009年06月09日

PRESIDENT 2009.2.16号 その1

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 2/16号 [雑誌]」です。ああ、たまっている(笑)。ずいぶん前の号になってしまいました。目についたところから片づけています(笑)。特集は「逆転のお金術」。冒頭はインタビュー。ジム・ロジャーズ、澤上篤人、宮内義彦、ピーター・タスカとそうそうたるメンバーです。

 ジム・ロジャーズ氏はここ2〜3年は通貨、その後商品の時代を予想しています。この前まで原油が高かったことを考えると、うなづけるのではないでしょうか。また、彼はアジアにも注目しています。特に中国株。長期的に中国が買いというのには同感です。澤上氏はいつもと同じような感じですが、ちがうのは「新興国なら20〜30銘柄を20〜30年保有」とのこと。買いかたは同じですが、新興国について発言しているのは、私ははじめて見たように思います。宮内氏は輸出関連株は海外へシフト、輸入関連、内需関係に注目しており、特に住宅に期待をかけているとのこと。んー、住宅はどうでしょうかね? タスカ氏はさらなる円高を予想。他の通貨全般に対して強いが、特に豪ドルに対して注目しており、株では内需、防衛、環境。また、今は英語力を高めるチャンスとのこと。本当ですね。勉強しないとね(笑)。
 私は、銘柄そのものには注目していません。面倒くさいですからね(笑)。TOPIXでよろしいのではないでしょうか? このところもかなり上昇していますし、このまま上がっていくのではないでしょうか? TOPIXで800ptを割り込むような事態には、ならないように思います(さしたる根拠はありませんが)。

 山崎元氏による「利回り5%を狙う『超』運用術」。これまで山崎氏が著作その他で述べてこられた内容です。
(1) 長期投資はトクでもソンでもない
(2) 時間分散は有利ではない
(3) 損切り・利食いルールは意味がない
(4) 唯一、明確なのはコスト
(5) 外国為替はギャンブルと思え
これを受けて、TOPIXを4割、MSCIコクサイに6割を投資せよという、「超簡単 お金の運用術 (朝日新書)」で述べていらっしゃる内容につながります。また、リバウンド狙いのボロ株にも言及していらっしゃいます。思うに、こんな簡単な運用方法を、どうしてみな取らないのでしょう?

 続いて水谷克己氏(マークイットグループ日本支社代表取締役)による「今年、ヨーロッパで『第二のリーマン』が炎上する」。
 アメリカはまだ余震が続いているが、最悪期は脱したとのこと。これが今年の2/16号ですから、確かにアメリカは最悪期を脱し、回復に向かっているといえるように思います。しかしヨーロッパの現状はアメリカ以上に厳しいようで、水谷氏は「時限爆弾」と称していらっしゃいます。ヨーロッパでは「ふつうの」証券市場から資金が引いていて、損失が大量に発生している状況だが、ディスクロージャーが統一されておらず、どの金融機関がどれだけ損失を抱えているかわからない。またヨーロッパ各国の足並みがそろっておらず、有事の際に協調した行動がとれるか心配とのこと。そうすると、ふたたびユーロ安が訪れるのでしょうか? 期待しています。

 この号、次回へ続きます。

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超簡単 お金の運用術
PRESIDENT 2009.2.16号 その2
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2009年05月31日

PRESIDENT 2009.4.13号 その3

PRESIDENT 2009.4.13号 その1はこちら
PRESIDENT 2009.4.13号 その2はこちら

引き続きPRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]です。特集「年収1800万円の勉強法」。3回目の今回が最終回です。

 今回はまず「『脳とやる気』一秒で勉強意欲に火がつく法」。最初に「脳と気持ちの整理術」「サイエンス・サイトーク/ぼけない頭 2007/3/18」の築山節先生。
・ウォーキング
 足を動かすための機能は頭頂部に近いところが担っていて、血液が脳の高いところまでくみ上げられ、脳全体に血液が行き渡りやすくなる。
・部屋の片づけ
 手の運動になるとともに、前頭葉が司る選択、判断機能を強化する。
・あいさつ+一言、音読
 前頭葉を使いことばを組み立てる、耳を使い情報を取得するといった脳の活性化につながる。音読は脳の入力→情報処理→出力と適度な脳の刺激に向いている。
 こうした活動は人間の精神活動に書かせない大脳辺縁系や前頭連合野をつなぐ「A10神経」を刺激する。
・かんたんな作業を通じて成功体験を積む
 着実にできることからタスクを仕切り直す。
・制限時間をもうける
 細切れにやる。目標を早めに立てた上で、休憩もはさみコツコツとやっていくほうがやる気が維持でき、効率的。
・記憶力を高めるために、内容を口に出す
 耳から情報を再入力する。他者の話も一度整理して頭の中で整理し、ことばで発する。

 続いて、リアルディア社長の前刀禎明(さきとうよしあき)氏。
・「やっぱり、なるほど、ずっと!」と思ってもらえるような人になる
 パーソナルブランドを確立させる。自身が成功体験を実感し、周りからも認めてもらう人間になること。モチベーションの維持も必要。
・やる気の源泉は「感性、想像力、表現力」
・固定観念にとらわれすぎない
 日常に適度な緊張感があることがハリになり、モチベーションの維持につながる。やりがいや達成感、自己成長がやる気を後押しする。目的を持つ。

 「『不況に強い資格』図鑑45」。資格そのものはそれほど興味ないのですが、本文で紹介している事例は非常に興味深いです。実務と資格との密接な関係を意識すること。営業であれば顧客がかかわるでしょう。また「オンリーワン」の専門知識やスキルの取得を考慮せよというのもよいアドバイスだと思います。独立にあたってもマーケティングの重要性を説き、「資格を使いこなす」ことを発想し、自分にしかできない分野を見つける。副業で考えるのも可。また最後に、資格取得の重要な「副産物」として、社外の仲間ができることをあげています。この項の著者の笠木恵司氏、「資格ジャーナリスト」との肩書きですが、よい視点を提供していただきました。ありがとうございます。

 この後、「『経済学&経営学』300年早わかり」もおもしろいです。私の場合は体系的な知識がありませんが、流れや関係を理解しておくと、全体感がよくわかってよいですね。「『日経新聞』200%活用法」は、内容といいタイトルのつけかたといい、ちょっとPRESIDENT向きではないような? 小宮一慶氏が「若いころにこういう読みかたをした」と書いていらっしゃいますから、早い話、若い人に向けて書いていらっしゃるのではないでしょうか? もう少し年齢的に上のかたに対して、今さら読みかたなんて、というような気もしています。最後に、映画監督のジョン・ウー氏と北尾吉孝氏の対談。レッドクリフは見ていませんが、ジョン・ウーはおもしろいですね。通訳が間に入ったことと思いますが、論語や韓非子からの引用は、なかなか大変だったことと推察いたします。

 総じて、今回のPRESIDENTはおもしろかったです。読み応えのある内容でした。

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2009年05月30日

PRESIDENT 2009.4.13号 その2

前回の記事はこちら

引き続きPRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]です。特集「年収1800万円の勉強法」。

 今回はノートのまとめかたについて。「『整理&記憶装置』面白いぐらいに頭に入る」
○高田貴久 プレセナ・ストラテジック・パートナーズ代表取締役
・「ノート(文章)は自分のため、図は他人のため」
 議事録などは図で簡略化せず、ありのままを文章で具体的に記録する。ポイントをもらさないように。
・ノートの検索機能を高める
 3色のペンで議事ごとに色を変え、議事の途中で話題が変われば区切り線を入れる。内容をブロックにわけておくと見やすい。
・テーマ全体を一覧できるようにまとめかたを工夫
 会議であればホワイトボード一面にまとめ、自分一人なら大きめの紙一枚に収まるように書く。

○奥田真希 東京ガールズコレクション(TGC)実行委員会メディアプロデューサー
・マインドマップ風にキーワードを英語で列記
 なれない英語のほうが要点を絞り込める。キーワードは付箋代わりで、記憶をたどったり発想を広げていくためのきっかけ。
・ノートは発想を正しく発展させるための枠組み作りとしての役割
 TGCは女性に熱狂と感動を与えるイベントだが、同時に企業とのコラボ商品も扱う。方向がぶれないようにノートで確認。
 ちなみに奥田さんはトラベラーズノートを使っていらっしゃいます。同志!

○三輪裕範 伊藤忠商事調査情報部長
・ノートはアイデアの孵化器
 日頃本を読んで目にとまった箇所をマークしておき、週末に2時間半かけてノートに抄録。要旨に沿った見出しと出典が明記され、検索も容易。自分専用の辞書となっている。私もパソコンでやっていますが、確かに頭に定着するのはノートのほうがよいでしょう。私は端から頭に定着させることは期待していないので(笑)、後からの検索はPCに任せることと割り切っています。
・自分なりの目標・問題意識を持つ
 ノートにまとめることで、自分の無意識に感じていることが顕在化し、真の問題やライフワークが浮かび上がる。

 手書きのノートは確かに有効です。デジタル=PCと併用すれば、無敵ではないでしょうか? それぞれに強みがあるので、利点を活かすように意識しています。
・手書きの利点は即時性
 思いついたことを、時間や場所にかかわらず書き留める。
・PCの利点は検索能力
 キーワードで共通する事項を抜き出したり、時系列などで並べ替えるなどがカンタン。新たな発想を生み出すツールとして使える。

 また、マインドマップも頭の中味を外に出すには非常に便利なツールです。一度、きちんと学んでみたいと思っていますが、我流でもかなり使える。まだマインドマップを知らない人がいたら、ぜひトニー・ブザン著「ザ・マインドマップ」をおすすめします。私の場合はカラフルなマップにはなっていませんが、最低2色は使い、重要な点を浮き立たせるようにしています。マンガはあまり書いていないですね。現在はセミナーなどの記録に主に使っています。自分の発想を広げるようなメモとしても使ってみたいと考えています。

 次回PRESIDENT 2009.4.13号 その3へ続く。

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2009年05月29日

PRESIDENT 2009.4.13号 その1

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]です。特集は「年収1800万円の勉強法」。ああ、ここにも不況の波が(笑)。ついこの間まで、くくりは年収2000万円だったというのに!

 といいつつ、今回は非常に参考になることが多いです。まずはPRESIDENTお得意の「年収1800万vs600万」1000人分析! 「これが給料を3倍に増やした人の共通点だ」。東京ガス西山研究所所長の西山昭彦氏です。勉強を実績(年収)につなげるポイントは、「勉強を楽しむようになるか」。「仕事で役立った」「資格が取れた」などの小さな成功体験を重ねること。勉強は自分の好きなこと、他と差別化でき、仕事にプラスになるものを選ぶ。
 以下、法則を列記してみますと、
1. 勉強が年収増につながっている
・勉強が年収のかたちになって返ってきている
・勉強の効果を仕事上で実感している
・得意分野の掘り下げができている
2. アウトプットを重視
・勉強の成果をアウトプットする場を作っている
・本で学んだことを仕事で試すようにしている
3. 目的を持ち、習慣化
・20〜30代のころ、5年以上の長期ビジョンを持っていた
・勉強が習慣化している
・リビングではなく、書斎で勉強している
4. 稼ぐ人は経営学、発想力、企画力に力を入れている
・若いころは「IT知識」と「語学」、現在は「経営学」を勉強中
・あらゆる知識が年収アップにつながる
・仕事の知識をベースに、「語学力」「発想力」を磨いている
・人それぞれに「強みに多様性」がある
5. 稼ぐ人は頭の中にフレームワークがある
・知識をすぐに引き出せるフレームワークを持っている
・自分の人生観や世界観を早い時点で持つ
・自信のある専門分野が3つ以上ある
・勉強した異なる分野の知識をつなげて考えることができる
・自分の分野について意見を求められればだいたい答えられる
・時事的な内容について意見を求められればだいたい答えられる
6. 稼ぐ人は勉強量・読書量が約2倍
・雑誌をのぞく読書量は高年収組が平均6冊、低年収組は3.6冊
・若いころの平日勉強時間は高年収組が平均111分、低年収組は82分
・若いころの休日勉強時間は高年収組が平均120分、低年収組は76分
7. 稼ぐ人は若いころから年間20万円自己投資
・自己投資額は高年収組が平均20.3万円、低年収組は10.2万円
・投資希望額は高年収組の場合半数近くが10万円以上、低年収組で10万円以上を希望するのは20%程度。
・自分の書斎を持つ人が多い
・大学・大学院、海外留学率が高い
8. 稼ぐ人の37%は社外人脈から学ぶ
・若いころは職場の先輩から、40代以降は社外から多く学ぶ
・社内より社外に切磋琢磨する人が多い
・セミナー参加率が高い
9. 稼ぐ人は学術論文も読んでいる
・「独学」や「仕事からの学び」以外の学びが増えている
・学術論文や研究論文を読んでいる人の割合が高い
・自らアポを取り、外部の関係者に話を聞きに行くことが多かった(20〜30代のころ)

 各ページに読者の勉強方法があげてあって、これもまた参考になります。「達人ワザ公開」として出てくる3人の事例もよいです。

 この号、次回PRESIDENT 2009.4.13号 その2に続きます。 

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2009年05月25日

PRESIDENT 2009.5.4号

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 5/4号 [雑誌]」は、これまで何度も書いているとおり、私の大嫌いな給料の話。ですが今回は税金の話と絡めてあって、このあたりはよいですね。

 まずは大前研一氏の話から。日本の所得の問題は「年功格差」。生産性の低い、会社の役に立っていない年かさの社員に高い給料が支払われているが、これを職務内容と成果に応じた給与システムとすることで、働き盛りのサラリーマンの給料を上げることができる。特集に関連したところでは、道州制を導入し、税体系を「付加価値税」と「資産税」の日本だけにするという提言。付加価値税は今の消費税のようなもの。GDPに5%の付加価値税がかかれば25兆円、10%なら50兆円の税収となる。資産税はその名の通り、所有する不動産・金融資産に対して課税するもの。時価に対して1%を課税すれば毎年30兆円の税収となる。合計すれば80兆円となる。ただし、こうした税金を嫌って海外に逃げる金融資産や、土地を手放して地価が下がることもあるでしょうから、金額は少し減るでしょう。しかし、シンプルでわかりやすいというのはいえます。大前氏は「工夫次第で支払わなくて済む法人税は問題」とおっしゃっています。不公平感も感じますし、こういった税体系はあまりよろしくないでしょう。これは個人も同じ話で、職業によって把握される所得が異なるのはおかしな話です。もっとも、サラリーマンには多額の経費が認められているので、一概に文句もいえないのですが。

 給与の問題については今回は触れません。前回は2008年11月17日号でしたが、サブプライムにかかる給与減が出始めたころでしたから、この流れを受けて今回は給与が下がるのを実証していく感じでしょうか。業種ごとの給与は2007年の数字で、まだ給与減はそれほど顕在化していません。2008年、そして今年と下がる傾向が続くことでしょう。景気の悪い話が続いていて、ちょっとうんざりですね。しょうがない。生涯賃金格差の話など、あまり聞きたくない現実を見せつけられますので、きちんと読んでいません。

 「ブログ市長」こと鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の記事はおもしろいですが、官僚と戦うのは大変ですね。ぜひ引き続きがんばっていただきたいのですが、地方都市では公務員がお金を使わないと景気はよくならないでしょうし…… むずかしいところではないでしょうか? 名古屋でトヨタより市役所職員の給与が高いというのは納得できませんが。

 「日本の税金はおかしい」との記事があります。ETC助成の裏で焼け太る「高速道路交流推進財団」や「道路システム高度化推進機構」などの例が出てきますが、あんまり他人のことばかり気にしていると、イヤな人間になってしまいますね。不正は正してほしいのは当然ですが、あまり気にかけないのもまた大事かなと思います。他人より、昨日の自分に勝つこと。できるだけ心穏やかに暮らしたいものです。それは国民に税金について考えさせない国の方法論の一側面なのでしょうけど。

 「サラリーマンでもできるあこがれの『無税生活』入門」は今回もっとも気になった記事の一つ。こういうやりかたがあることを、サラリーマンは知っておくべきです。知った上で使うかどうかはもちろん、本人次第です。私も実はある時にこの方法を使おうと、いろいろ準備した時期がありましたが、やはり本業にこそ力を入れるべきだろうと思い直し(単に面倒だったからですが)、結局何もしていません。いまだに頭の中では、いろいろと手段を検討しているところですが(笑)。

 経営者たちの四十代という連載がはじまったようです。第1回は武田薬品工業会長の武田國男氏。「いま、世界同時不況の様相に、経営者の悲鳴が続く。だが、自ら事態を切り開く気概もなく、「需給ギャップを埋めてくれ」と政府を頼りにする経営者など、退場すべきだ」(p.102 3段目)に強く共感します。「守られている状況」に違和感を感じない人にはなりたくないと常に思っています。

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