私は、自分の確定申告はあるので、これまでやってきていました。私には残念ながら副収入はなく、寄付があるので、多少税金が戻ってきます。で、毎年しています。めんどくさくてしない年もありますが(笑)。
青色申告についてはご存知だと思いますが、青色申告の納税者になれば65万円の控除があります。これを使わない手はない。父は帳簿をつけるのが面倒だからと、白色申告でこれまでやってきていました。去年、青色申告すると言い出したので、では帳簿づけを手伝うこととしました。申告不要の雑収入の範囲内でお金をもらっても良いのですけど、まあ父ですし、お金はもらわずにしています。しかし、私よりも収入が多いので、もらってもよいかな(笑)。
準備に1年かかります。つまり、1年前に青色申告納税者の届を提出しておく。今年は初めて、青色申告納税者として納税しました。
帳簿をつけるのは簡単です。私は、クラウドの会計ソフト「会計ソフト「freee(フリー)」|全自動のクラウド会計ソフト」を使いました。あらかじめ銀行を登録しておき、あとは自動で入出金を取り込み、 適当な勘定科目に振り分けるだけ。知識ゼロで、簡単に帳簿ができあがります。
確定申告の最終日当日、3月16日になって、わからないところが出てきたのですが、チャットで尋ねたらその場ですぐ解決しました。なんと、すごい! 便利です! これは使える!
今年は1週間ぐらい前から決算処理をはじめまして、実質は数時間といったところでしょうか。副業があって収入があるかたなら、ぜひされるべきだと感じました。
自分でやってみて、注意事項をいくつか。
(1)通帳をできるだけ統合しておく。父の場合は年金が2つの通帳、固定資産税が別の2つの通帳、固定資産税はまた別の通帳1つと、前述の1つと、錯綜していて面倒でした。登録していない金融機関もあるので、それは手入力。ある程度自動化できるので、面倒といってもたかが知れていますが、なるべく楽なほうがよい。
(2)固定資産の登録などは早めに済ませておくこと。前述の通り今年初めてソフトを使ったので、今年は登録することがたくさんあり、実際に決算書を出してみたら減価償却がうまく反映されていなかったことが当日になって判明しました。チャットで解決しましたが、今後出てくれば早めに対応のこと。
(3)経費については、まあウソはつかず、必要なものを上げればよいかなと思いました。税金を減らすためにはたくさん経費が計上できたほうがよいですが、65万円の控除が大きく、税金はかなり減らせました。その程度の事業規模だということですけど。
参考にした本です。渡邊 浩滋、塚田 祐子著「【2014-2015度版】大家さんのための超簡単!青色申告 (不動産所得用・申告ソフト付/Windows版)
ちなみに私はMacを使っているので、書籍購入者特典のWindows版Excelの申告ソフトは使っていません。