2016年04月28日

本の読みかた

これはうちの子どもに。

まず、本は買いなさい。「これは」と思ったら、買ってよし! 最初のうちはアタリもあり、ハズレもある。それでも、本の善し悪しの判断は買うことによって身につく。わたくしなどこの年になっても、まだときどきハズレをつかむことがある。でもね、それは必要な投資。ダメならブックオフで売ってしまえばよいのだから。よい本でも2度読まない本ならブックオフに行くでしょ? 恐れず、買うこと。

本は、何を基準に探す? 著者かもしれない。シリーズかもしれない。ある本を読んだら「○○○」という本について書いてあったから、というのもよい。チェーンリーディングといって、1冊の本から芋づる式につながっていく読書というのは楽しい経験だと思う。本が次の本を呼ぶことってあるんだよ。で、見つけたら買っておきなさい。本の世界の奥深さを感じるときが来るよ。

物語は、最初から最後まで楽しみを持って読めばよいのです。とにかく読んでみる。でも、つまらないと思ったら投げ出してよし。またいつか読める日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。それでよいです。自分の経験で言うと、ドストエフスキーの「罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)」。中学のときに1度挫折。高校で2度目の挫折。でも大学に入ったら、なぜか読めるようになった。自分の成長かもしれないし、正直よくわからない。でもそれからもう3回ぐらい読み返したかな? 好きな本の1つです。

物語でない本について。まず、目次をしっかり読むこと。この本が、いったい何について書かれているのか、話がどういうふうに続いていくのか、そこを最初に見極めること。最終的に読み切らなくても、目次には目を通しておくんだ。そしてもし可能なら、ぱらぱらとめくっておくこと。ぱっと開いたところだけでもよし、目次で気になったところだけでもよし。あとがきやまえがきも読んでおくとよいね。文庫や新書だと、見返しや裏表紙に内容が書いてあったりする。これは買うときに読むかな?

本を読んで、知らなかったこと、読んで初めて気がついたことなど、「ここ」と思う場所にはふせんを貼っておくとよいね。ふせんはいろんな場所にあるとよい。カラフルなふせんを貼っておくと楽しいね。あとから、ふせんをつけたところだけもう一度戻って読み返すと、本の内容がよく頭に入る。

ふせんは「かっこいいセリフ」「かっこいい表現」といった場所に貼るのも大事。それはいつか自分で文章を書くときの参考にするとよい。読むのが楽しくなる。

でも、あとから読み返すときに、ふせんの箇所がたくさんあると、なんだかうんざりしてくるね。だから、1冊の本でふせんを貼るのは10箇所にとどめておくこと。貼りすぎ注意。

それから、読書は思い切って背伸びしなさい。むずかしいと思っても、大丈夫。読み切れないかもしれないし、読み終えても理解できないかもしれない。それでもよいのです。小学3年生が、小学3年生向けの本を読んでもあまりおもしろくなかったりする。身の丈に合った読書ばかりしていてもつまらない。わからなくても、最後まで読み通せば自信になる。自信は、次の読書につながります。わからなくてよいから、次に進むのだ。あるときふと、「ああ、あの本は……」と思うときが来る。そのときに読み返してみればよいのです。上に書いたけど、ドストエフスキーがまさにそうだったからね。

とりあえずは、こんなところからはじめてみようね。


posted by zxcvaq at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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