2012年01月19日

読書は、つながる。日垣隆著「つながる読書術」

日垣隆著「つながる読書術」講談社現代新書、¥798

そもそも、「日垣隆」というだけで買ってしまうのです。ハズレはない、と断言しておきましょう。

で、読書術。私も読書会を主催している身として、日垣さんからは教えられるところが多いので、参考として購入しました。以前から聞いているようなこと、別の著書で読んだことがあるようなものも少なくないのですが、楽しい本です。多くの「日垣本」をご存知のかたにもオススメの1冊。

1) 早く読むために目次を熟読
これは私も必ず実践しています。

2) 読書時間を極端に制限する
「桁違いのものを設定すると、意外にできてしまうという性質が人間にはあります。」(p.37)これはいいかも。私はいわゆる「積ん読」が大量にあります。「月に1万円本を購入する」と決め、ほぼ実践していますが、それを「読み切る」段までいっていないというのが現実。この際、「行き帰りの電車の中で1冊読み切る」と決め、やってしまいましょう。早速明日から実践。「良書を大量に読むためには、くだらない本を「いかに読まないか」が大切です」(p.41)は至言。

3)基本の3時間コース
1、3時間かけて、「おもしろい!」と思う箇所を10カ所
2、「人と話し合いたい」あるいは「自分で考えたい」というテーマや問題点を3カ所
3、「許せない、これは絶対違うと言っておきたい」と主張したい箇所を1カ所
以上「10・3・1」のポイントをきちんと抽出できていれば、どんな読み方をしていようと、仮にページ半ばだろうと、「その本をだいたい読めた」と見なしてよいでしょう(p.36、引用者注:漢数字をアラビア数字に置換。原文は縦書き)。テキストを「批判的に読む」のが必要とよく言われますが、なかなかできません。この本にしても、その通りだと納得して読むことのほうが多い。別の本でやって見たいと思います。

その他、メモ。
街の書店でも、インターネット書店でも、いざ購入という際に、思い出しましょう。「いつか読む本」は、なるべく買わないほうがいいということを。プロでない限り、「いつか」は来ないと思ったほうが現実的です。(p.54)

「どう書くか」を最初に考えてしまうのは、仕方がないことではあります。しかし、最優先して考えなければならないことは、どう読まれるかということです。(pp.163-164)

内容をすべて伝えろというのではありません。自分もまだ読んでいない本であれば、なぜ読みたいのかといった理由でもいいでしょう。いずれにしろ、参加者を引き込めなくては、ウェブ上の大読書会は成立しません。ここでも、魅力的かつ手短かに伝えるというコミュニケーション能力が必要になります。(p.197)


posted by zxcvaq at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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