2011年04月30日

センス、それが問題。森博嗣著「創るセンス 工作の思考」

第1,183回。

森博嗣著「創るセンス 工作の思考」集英社新書、\735

引き続き、森博嗣を読んでいます。今回は、この本。

まず告白しておきますが、私はものづくりが苦手です。工作の類、まったくしたことがない。工具なんかは好きなんですよ。なんとなくホームセンターで眺めたりする。しかし、わたくしは不器用で、小学校時代から図画工作が苦手でしたし、中学生のころも技術とか大嫌いでした。とにかく、遅いんですよ。授業で与えられる課題とかは、まず時間内にできたためしがありません。いつも遅くまで残されて、やらされていました。

でも、それで成績が悪かった訳ではありません。小学生のときは絵で何枚も賞状をもらいましたし、中学生のころは本棚で表彰されました。でもとにかく嫌い。苦手。やらなくて済むんなら既製品を買って終わりにしたいタイプです。

時間を気にしなくてよければ、それでもそんなに嫌いではないのか。高校のとき、絵はたまに書いていたな。でも工作はやってないですね。手持ちの電化製品をバラすぐらい。

完成に近づきつつも、決して満足しないというのはわかるのですが、むしろ自分の考える「最高」だんだんとに近づいていくというほうが、近いかなと思ったりします。決して満足しないということではなく、ある程度満足する。このあたり、森さんと私の、つまり「創るのが好きな人」とそうでない人とのちがいなのかもしれません。

ちなみに私、モノづくりについてあれこれいう立場にはないですし、また批評できるほどの眼力もありません。しかし、いろんな製品で、特に日本製のものが「高い精度」で作られていることにはいつも感心しています。工業製品などは、特に顕著です。単純に部品がカッチリはまっているだけで、これだけのものをよく大量生産で作れるなーと心底感心します。

というわけで、

メモ。
「予期せぬ問題は必ず起こるものだ」という経験則は、実際にものをつくったことがあるひとならば身に染みてわかっていることであり、それはもう「工作の第一法則」といっても良いほど普遍性を持っている(p.43)。

自分の人生が、つまりは毎日の工作と同じだ、と気づくことになるだろう。だから、工作のセンスは、そのまま「生きるセンス」になる(p.131)

posted by zxcvaq at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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