2011年03月05日

宇宙飛行士になるには。「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」

第1,144回。

大鐘良一、小原健右著「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 」光文社新書、¥840

「子どものころになりたかった職業」で、男性なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか? なりたいというあこがれ、なれるわけないというあきらめ、いずれにしても雲の上の存在です。

身近に、「宇宙飛行士になるために努力している人」というのは見当たりません。それだけに、「どんな人が」「どんな試験を」という興味が第一。「おれもいけるかな?」と思わないでもなく、読みはじめました。最終試験の様子を追っていくドキュメントです。

宇宙飛行士に問われる資質というと、まず強靱な肉体、不屈の精神、明晰な頭脳などが思い浮かぶと思います。私と比べればもちろん強い身体で頭がよいのでしょうが(笑)、大事なポイントはそこにはない。人とうまくやっていく能力、そして「死ぬかもしれない」という覚悟。「宇宙飛行士」は、名誉やあこがれだけではつとまらない職業なのです。特に、本人だけではなく、家族にも同じような苦労を味あわせる。すでに家族を持っている人は大変でしょう。「腕試し」ぐらいの軽い気持ちで試験だけでも受けてみようか、なんて気持ちも吹っ飛んでしまう。

ちなみにこの本を読んだのは、マンガ「宇宙兄弟」を読み出した時期と一致します。宇宙飛行士選抜試験の様子が、「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」と重なります。

ときに、若田光一さんが2013年末からの国際宇宙ステーション(ISS)第38次/第39次長期滞在期間で、船長として第39次長期滞在の指揮をとられるとのこと(第38次/第39次長期滞在期間において、日本人初のコマンダ−として第39次長期滞在の指揮を)。「日本のエース」として期待しています。


posted by zxcvaq at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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