2010年03月30日

水野麻子著「語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ」

シゴタノ! ― 究極のライフハック仕事術 - 語学力ゼロで8カ国語翻訳を読んで購入。語学力のある/なしと、翻訳できる能力にはあまり/ほとんど関係がない。そう言われて、なるほどと思う人はどれぐらいいるでしょうか? 筆者は「語学力をどう定義するか」と問いを投げかけます。また、仮に「語学力」というものがあるとしても、「翻訳力」に必要な能力は「語学力」だけに負うわけではない。たとえば納期にまにあわせること、誤字・脱字がないこと、抜けがないこと、訳語が統一してあることなど、さまざまな要素が関わっています。そのすべてが、「翻訳の質」として問われる。この中に、「語学力」が占める要素は90%? 100%? いえいえ、決してそれほど高くはないのです(たぶん)。

 ぜんぜん知らない言葉(学校で習ったことがない、実際にその国に行ったことがないなど)であっても、翻訳することはできる。しかも、時間も質も落とすことなく! 夢のような話です。しかし、決して不可能ではない。ネットに依存する部分も少なからずありますが、ネットが現在ほど利用されていない時期でも、筆者は質も時間も犠牲にすることなく、かなりの分量をこなしてきたとのことです。

 外国語の文書を「重ね刷り」で翻訳していく−−元の英文のうち、なんども出てくる単語を日本語に置き換えてしまう−−やりかたでは、英文の中に日本語が混在した文書が出てきます。イメージではちょっと読みにくいのではと思っていたのですが、実際眺めてみると、「どんな文書なのか」はパッと見て分かるようになります。これなら早く翻訳できるようになるかもと思いました。

 シゴタノ! ― 究極のライフハック仕事術 - 語学力ゼロで8カ国語翻訳でも、「本書は翻訳業者のための本、と言っていいと思いますが、一般的な仕事術に応用できる部分がたくさんあります。本書を一気に読み通せば、自分自身の仕事全体を見直したくなる本です」とあります。読んでみると、自分の仕事の中で応用できることがたくさんあるのではないでしょうか。私が参考になったのをいくつかピックアップしてみます。

◆キーボードの打鍵を減らす工夫
 ・Word(あるいはテキストエディタ)のマクロを利用する

◆Google検索を利用して、こなれた英文を書く
 ・ワイルドカードを併用して、Googleから適切な英訳を見つける

◆文書の比較
 ・微妙にちがう2つのデータ(文書)を比較する

ほかにも、たぶん仕事のヒントになることがいろいろあると思います。この本、すでに読み終えましたが、何度でも読み返してみたいと思っています。
posted by zxcvaq at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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