2009年08月18日

THE 21 2009年6月号

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 06月号 [雑誌]です。これもぜんぜん読めていません。まとめて読みたいのですが、とにかくいっぱいたまっていますね。さて、総力特集は「不況を『チャンス』にする仕事術」。

 第一部はインタビュー。堀紘一(株式会社ドリームインキュベータ)、大東隆行(株式会社王将フードサービス)、羽鳥兼市(株式会社ガリバーインターナショナル)、松尾均(株式会社はとバス)、小山昇(株式会社武蔵野)の5名。逆境に負けない心構えについて書かれています。

 第二部は「リストラされないための『賢いスキルアップ』戦略」。こちらも5人のかたへのインタビューです。
1. 城繁幸(人事コンサルティング「Joe's Labo」代表)
 派遣切りに続き、正社員のリストラもはじまる可能性がある。そのため、積極性・向上心をアピールする。何を学ぶかは自分のキャリアデザインによる。それが見つからない人は読書。ノウハウ本ばかりではダメで、世の中を俯瞰できる経済書と自分の専門に特化した専門書を月10冊読むことを半年は続ける。リストラされても、自分の可能性を狭めないこと。

◎城氏による不況突破スキル6
(1) ダラダラ残業をやめる
 残業するのは生産性の低さをアピールしている。

(2) 社内人材のハブになる
 社内の人と人をつなぐ”人材のハブ”になれば、会社から重宝されて安易にクビを切られにくい。関係部署とのコミュニケーションを積極的にとっておく。

(3) スキマ時間にビジネス書を読む
 一般経済書はもちろん、自社業界の専門書もよいアピールになる。

(4) キャリアを見据えて一歩先の勉強をする
 一歩先んじて必要な知識やスキルを身につけることで、チームリーダーに選ばれる確率が高くなる。

(5) 異業種への就職も選択肢に加える
 再就職先として同じ業種や職種だけを想定しない。新規事業のスタートで異業種から採用するケースも少なくない。自分の可能性を限定しないで、自分の経験をアピールする。

(6) キャリアのブランクをつくらない
 失業期間が長いほど再就職には不利。次の仕事がうまく見つからない場合には海外留学や国内の大学院の社会人コースに通うなど、空白期間を埋める。

2. 山田真哉(公認会計士/山田真哉事務所所長)
 数字のセンスを磨く。これは「プレゼンで使う数字のセンス」と「経営戦略で使う数字のセンス」の二つ。

<プレゼン>
・逆張り ex.「ゼロカロリー」ではなく、「余分なもの」をアピールする
・土俵を変える ex.「1万個を販売」→「限定1万個を販売」
・単位を変える ex.「コラーゲン10グラム」→「1万ミリグラム」
・ざっくりとした数字 キーとなる数字をいくつか覚えておく

<経営戦略>
・簿記を学ぶ→決算書を読む

◎山田氏による数字を読み解くトレーニング法6
(1) 大きな数字は割ってみる
 年商を1店舗あたり、1日あたり、1人あたりなどで割ってみる。実態がわかる。

(2) わからない数字は他と比べる
 市場規模なら他の業界、会社の決算書ならライバル他者と比較。同じ会社の過去5年分を比べるのも有効。

(3) 「机上の数字」を疑う
 平均値など、必ずしも意味を持たない場合がある。

(4) その数の「母数」を考える
 母数を出すことで数字のインパクトを消したり、逆に母数を消すことで数字にインパクトを出す。

(5) 「関係がない数字」に惑わされるな
 「構想7年」の映画、制作期間は「数か月」ということも。

(6) 「予測」はあくまで「予測」
 新聞などに出てくる数字はいいかげんな見通しであることも。

3. 寺田昌嗣(SRR速読教室代表)
 本を読んでも成果が出ないのは「正しくゴールに向かうための読書法を知らないから」。そのためには「ゴール」(目標設定)と「セルフ」(現状認識)が必要。特定のテーマについて1ヶ月間集中的に読むのも効果的。得られた課題をToDoに書き出し、実践に落とし込む習慣も欠かせない。「渉猟型読書」と「農耕型読書」を併用する。

◎フォーカス・リーディング
(1) 下読み(目標読書時間:10分)
 全体と構成だけつかむ。章のタイトルと見出しを中心に大きな流れを追う。読み重ねる価値があるか、どこにフォーカスを会わせるのか見きわめる。

(2) 本読み(目標読書時間:1時間)
 目的を念頭に置きながら、メリハリをつけて質高く読む。線を引いたり付箋を貼ったりしてトレーサビリティを高める。「理論を学ぶ」「現場で活かせるテクニックを知る」などフォーカスを鋭く設定する。

(3) 返り読み(目標読書時間:15分)
 線を引いた箇所を中心に必要部分だけ拾い読み。

4. 藤巻幸夫(株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役副社長)
 転社はOKだが転職は安易にしないほうがよい。30代前半までは自分のやりたいことを見つけるために転職もアリだが、「石の上にも3年」。会社に入ったら、会社の文句は言わないこと。
 人脈作りは社外だけでなく、社内にも広げる。上司は立派ではないが、いいところを盗む。「志」は人を集める原動力になる。人を集めたら明確なビジョンをかかげ、人を引っ張っていく。ブレイクスルーする瞬間は自然に訪れる。

◎藤巻氏による人を巻き込む心構え6
(1) 自分ブランドを立ち上げよう
 会社の肩書きなどにとらわれず、自分の好み、感性、強みを知り、実力でぶつかっていく。「信念」が伝わると、周囲もついてくる。

(2) つまらない仕事から学び取ろう
 つまらない仕事の中で結果を出そうと努力すると、楽しみが見えてくる。将来の夢のために、与えられた中から学び取ることを必死に探すのも重要。

(3) 本ばかりでなく、人と会って学ぼう
 「生」の現場を知るカギは、生きた会話の中にある。

(4) 初対面の相手の心をつかむことばを磨こう
 名刺交換は後回しに、最初に見た印象から感じたことをほめる。ほめられるとエネルギーがわき、会話が弾みやすい。

(5) メールにアナログ的なひと言を添える
 ちょっとしたひと言で、相手に自分をアピールする。

(6) 食事の誘いは、すぐに時間と場所を決める
 相手に熱意を伝えるためには、多少の強引さも必要。

5. オバタカズユキ(フリーライター/連結社代表)
 資格取得は目的ではない。資格取得後の目的は(1)現在の仕事の関連資格を取ることで、「次」の選択肢を広げる路線、(2)現在の仕事と関係ない資格で異業種への転身。
(1)はオールラウンド系(日商簿記、行政書士、TOEICなど)と業界内資格(今従事している仕事の専門性や知識を深める実務経験者向け)。(2)は難関資格(医師、弁護士、公認会計士など)と医療福祉系(理学療法士、作業療法士、介護福祉士など)。勉強法については「近道はない」。

◎オバタ氏おすすめの資格8
オールラウンド系  日商簿記、行政書士
業界内資格  ファイナンシャル・プラニング技能士、宅地建物取引主任者
難関資格  司法試験、公認会計士
介護医療系資格  理学療法士・作業療法士、介護福祉士

posted by zxcvaq at 06:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | THE 21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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