2009年07月31日

PRESIDENT 2009.6.1号 その1

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 6/1号 [雑誌]です。今月はぜんぜん読んでいません。特集は「読まれる書き方 バカにされる書き方」。とりあえずその1です。

 まず、斎藤孝氏と藤原智美氏による「7つの悩み克服法」。
(1) 最初の一文に何を書けばよいかわからない
藤原:一行目にこだわらず、無秩序に書きはじめてみる。
斎藤:最初の一文にこだわらず、最後までひととおり書く。最後まで書いたら、文章の核になるキーフレーズを3つ選ぶ。キーフレーズから、読み手と問題意識を共有できるような問いを立て、それを最初の一文に持っていく。キーフレーズが文章にならなければ、箇条書きにして四角で囲む。ビジネス文書で作文の体裁に縛られるのはナンセンス。

(2) 文章の構成をどうすればよいかわからない
藤原:材料を考えてから構成に入る。メモを書きためてから、全体の構成を考え、章立てしてメモを割り振る。
斎藤:冒頭に結論。優先度の高いものから書いていく。リスクの言及、事実関係と意志決定の部分はわけて書く。ブロックごとの小見出しを意識しながら書く。

(3) 一般論や抽象論が多くなってしまう
藤原:主張を持つ。自分の考えの幹を育てる。たとえば、自分の読書傾向にこだわって本を読むと、そこで個性が醸成される。
斎藤:「この文章は何の誰のどのような利益に向けて書いているのか」という意識が必要。文章に具体性を持たせるには比較が有効。比較の対象は具体的に。

(4) 事例やエピソードの引用がうまくできない
藤原:取材の時、内面的な話ではなく、ディテールにこだわる。現場で拾ってきた事例やエピソードがよい。メモ帳やノートを使い、開くたびに目に触れるような状況が望ましい。
斎藤:事例やエピソードにこだわらなくてよい。取材はアウトプットを意識して。ネタは雑誌から拾うことが多い。

(5) データや数字の見せ方がヘタだ
藤原:文章は数字で飾り立てるほど説得力を失う。主張の裏付けとなるものだけに絞って見せる。
斎藤:外部資料の貼り付けは厳禁。「利益」を意識。表やグラフの必要な部分を丸で囲み、その意味や結論を吹き出しのように書くなど、ビジュアルに一工夫する。

(6) 表現力に乏しい、ボキャブラリーが貧困だ
藤原:好きな文章を手書きで書き写し、自分の血肉とする。
斎藤:基本は読書。1日1時間の読書時間が捻出できないのは、文章力以前に仕事力に問題がある。特定の著者の本をひたすら読むことで、そのボキャブラリーが自分のものになる。書き言葉で話してみることも有効。

(7) 目を引くキーワード、タイトルが浮かばない
藤原:タイトルとキーワードは文書の従属物ではない。文章を書き上げてからキーワードやタイトルを探す場合は、自分の書いた文章からいったん離れる。
斎藤:タイトルは文章を書いた後で改めてつけ直す。「この文章の目的は何か」という問いを改めて集約させる。3つのキーフレーズにつながりを持たせるようなことばがタイトルになる。

【関連記事】
理科系の作文技術

posted by zxcvaq at 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | PRESIDENT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
タグクラウド