2009年06月22日

情報は1冊のノートにまとめなさい

今年17冊目/今月2冊目

奥野宣之著「情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」」Nanaブックス、¥1,365

 現在私はトラベラーズノートを愛用していますが、私のノートにも「使える」技術がたくさん詰まっています。

 「情報を1か所にまとめる」のは野口悠紀雄先生以来の発想です。時系列ですべて処理し、あえて分類しないのは当時かなり斬新で、実際やってみると確かに「いつごろ」といったデータは意外と記憶に残っているものです。過去のアナログデータを調べるのには非常に重宝しています。

 奥野氏の本は、これをさらに進める。大きな資料であれば、野口先生のやりかたになるでしょう。紙であろうと本であろうと、あるいはパスポートだったりフロッピーディスク(もう使っていない)であろうと、とにかく何でも袋に入れて時系列に並べる。奥野氏のやりかたでは、ここまではできません。ノートで一元管理するより、野口氏のシステムが適用範囲が広い。しかし日常生活では、自分の周囲の小さなことがらを記録していくのに、奥野氏のやりかたはとても有効であると思います。

 ノートが常に自分のかたわらにあるのは、非常に精神衛生上よろしいと私も思います。またペンやメモがいたるところにあるというのも、とても有効です。プライベートも仕事もすべて1冊のノートに入れる。最初はなかなかできませんが、今では気にせずできるようになりました。あえてわけたいと思えば、ポストイットに書いておく。一元的に管理するほうが結局はストレスが少ない。「どこに書いたっけ?」「書いたものはどこに置いたっけ?」などと悩むことはありません。

 奥野氏の著作から私が非常に参考になったのは、「何でも貼っていく」という点です。私、職場で使っているノートには、メモのたぐいはすべて貼っています。転記するのは面倒くさくてできませんが、ノートに貼ってしまえばそれでおしまい! 便利です。でも、自分でメモ用紙に書いたメモは、必ずしも貼っていなかったですね。特に自宅で作ったメモは、あちこちに散乱していて、最終的にどう処理するかがいつも悩みのタネでした。でも、要するに貼っちゃえばいいんだね! 使わせていただきます。

 もう一つ、すべての情報を一元的に管理していくと、ノートの更新頻度が高まる。私はトラベラーズノートのリフィルを、手元に予備を1〜2冊置いておき、なくなったら1〜2冊ずつ購入していましたが、こんなチマチマした買いかただと思い切って使えません。ここは思い切って、ふだん使いのノートを10冊ぐらいまとめ買いしておくほうがよいと思いました。仕事の帰りに文房具屋に寄ってきます。同時に、著書の中で触れられていた文房具−−テープ糊、貼ってはがせるスティック糊も購入します。

 奥野氏のこの著作でいちばん共感できるのは、「万能のノートはないが、万能のノートを『作る』方法はある」(p.227)です。アレンジし、「自分が使いやすいものにする」ことで、ノートへの愛着が湧き、いっそう使おうという気になるのではないでしょうか。ノート作りには正解はなく、いまだに試行錯誤が続いています。私自身、トラベラーズノートにこだわるばかりでなく、他にいいモノがあればどんどん乗り換えていくことでしょう(笑)。

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posted by zxcvaq at 06:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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