2009年02月06日

お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人

吉村葉子著「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人 」講談社文庫、¥560

今年4冊目。

 お金の話題より先に、出てくる食べ物のうまそうなことといったら! チョコレートと卵だけで作るカンタンお菓子の名前が「ムース・オ・ショコラ!」 オムライスにしても、そう。「卵とケチャップ、それと豚肉でも鶏肉でもハムでもいい、冷蔵庫に残っている肉類がほんの少しだけあればいい。フライパンで残りごはんを具と炒めてケチャップをまぶし、大きなお皿の上で船形に整形。フライパンでレアーに焼いた卵をヒョイとケチャップライスにのせて包めばできあがり」(p.22)。おいしそうです。もっとも、オムライスは私の妻のも絶品ですよ! しかも卵の上にケチャップでマンガまで描いてくれますから(笑)! ちなみに「ステーキのあとのソースが残ったままでフライパンを洗おうとしたY子(p.36〜38)には、私もダメ出しです(笑)。

 このサイト的には(笑)、第3章「貯金とマイホームは時間をかけて」が参考になるでしょう。消費者金融のバカ高い金利の話、住宅資金やバカンス資金をためるための積立、いずれもまっとうな考えかたですね。私もフランス人のひそみにならい、今年新しいマシンを買うために積立金額を変更しました(笑)。というより、これが普通の考えかたですし、多くのかたはクレジットで買うより、現金で買われることと思います。でもフランスでは物欲をあおるようなテレビCMとかないのでしょうかね? 私たちの購買欲をあおる絶妙のコマーシャルは、私たちの敵だと思うのですが(笑)。

 旅行にお金をかけるというのもうらやましいですね。私も、10年ぐらい積み立てたら世界旅行の1周や2周できるのではないでしょうか(笑)。現在は、わが家では毎年小さな旅行を積み重ねています。上の子が中学生になるまでは、このスタイルが続くのではないかと考えています。家族で旅行をしなくなったところで、今度は妻と二人で旅行するときのために、積立をはじめたいと思っています。以前に書いたと思いますが、新婚旅行からケチって貧乏旅行だったのです。最近の若い人が旅行をしなくなっていると聞きますが、なんでですかね? 面倒くさいのも不自由なのも、ぜんぶひっくるめてよい経験だと思うのですが…… ちなみに私もあまり「観光」らしい「観光」はしたことないです。人がたくさんいるのは東京に行けば味わえますから(笑)。名所旧跡、写真やテレビで見ることもできます。では何のために旅行に行くのか? 私の場合は「非日常」を味わうためですね。だから、近所のホテルに泊まるだけでもたぶん楽しめると思うのですよ(やったことないですけど)。

 これを読んでいて、私はフランス人なのではないかと思えてきました(笑)。それは冗談ですけれども、フランス人のように生きられたら楽でしょうね。近所の人、職場の人、いろいろなしがらみで生きにくくなっているような。しかし一方で、子どもの登下校時の見守りなど「地域に育ててもらっている」と感じることもたくさんあります。ですからフランスがすばらしいかわりに、日本がダメだということは、もちろんありません。うらやましくなんかないぞ!!

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posted by zxcvaq at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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