2008年12月17日

THE 21 2008年12月号 その2

THE 21 12月号 その1はこちら

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2008年 12月号 [雑誌]」です。総力特集「一流の努力術vs二流の努力術」。第1部は「『目標を必ず達成する』一流の努力習慣」。努力にもやりかたがあります。一生懸命、忍耐、根性とか、私は苦手です。高校野球とか、テレ朝はじめ民放のやりかたがあざとくて嫌いですね(笑)。

1. (株)ローソン代表取締役社長CEO 新浪剛史氏
(1) 人と違うことを1日30分、毎日愚直に続ける。
 新浪氏の場合は為替。当時担当していた砂糖の勉強は皆がしていたが、為替については新浪氏一人だけ。それを愚直に続けていたところ、取引先からチャンスをもらった。まちがっているかどうかは時間がたたないとわからない。だから愚直に続けること。
(2) 仕事に結びつかなくてもよい。教養でもいいので、とにかく自分が人より秀でたい分野、やりたいと思うことを毎日続ける。
(3) 誰かを魅惑してネットワークを構築するために、周りから「こいつ、おもしろい」と思わせるよう、自分の個性を打ち出す。
 自分自身の差別化を行い、「使い捨て」されないようにする。
(4) 若い人は毎日30分、頭を使い、勉強する。
 新浪氏は為替や経営の本を平日30分から1時間、朝や寝る前に読む。土曜日には平日に読んだものを徹底的に熟読。
(5) 本を探すリスクは取らない
 2〜30代は社内外にアドバイザーを持ち、最近読んでおもしろかったものを聞いていた。聞かれたほうは喜んで教えてくれる。
(6) マラソンと一緒で、即効性がなくても続けていっておもしろくなる。
 いろんな事象が見えてきてはじめて「やっていてよかった」となる。振り返らなくてよい。
(7) 毎朝7時に出社し、最後までいる。
 いろいろな人と接点ができる。上司が飲みに連れて行ってくれる(笑)。新人時代から仕事の幅が広がり、人が5年かけてやるところを3年でできるようになった。自分で勉強すると同時に、人からも教わる努力をする。謙虚に一生懸命やっていれば、何かやろうとしている人間に対して悪く言う人はいない。自分自身の差別化を考えながら愚直にやり続けること。

2. HOYA(株)取締役 執行役 最高執行責任者 浜田宏氏
(1) 努力はしたいからするのではなく、あくまで結果
 どうやって生きていくかを深く考え、目標ができたときにそれが自分への強いコミットメントを生み、結果的に努力するようになる。努力できない人は、目標が見つかっていない人。
(2) 「自分探し」にはまるのは要注意
 自分は自分でつくっていくもの。目の前の仕事を一つひとつやりきって、自分を確認していく。
(3) 人の2倍働いて、毎日4時間の勉強
 今、効率的にスケジュールがこなせるのは当時の習慣がものをいっている。
(4) 努力の質も仕事の効率化とリンクしている
 仕事の整理整頓ができない人は勉強も非効率で中途半端。目の前の仕事を効率的にこなす習慣をつけよ。
(5) 課題が複数あればプライオリティの高いものから取りかかる。「最も重要で、なおかつ不得手なもの」から。
(6) 100の努力をして90〜110のアウトプットが出るような組織を作る
(7) 邪魔がないのに成果が出ないなら、本人の能力の問題
心……素直で明るく、向上心があって誠実
技……知識やスキル
体……自分を成長させてくれる体験
 素直な心で周囲に耳を傾けると向上心が高まり、周りも配慮してくれてよい体験を積むことができる。清聴できたことに感謝の気持ちを抱けばさらに成長のスパイラルが加速する。努力が結実しない人はまず心を磨くことをはじめて見るべき。

3. Office WaDa代表/マーケティング&マネジメントコンサルタント 和田浩子氏
(1) 日本人は戦略的思考に基づく努力が苦手
 目的を明確にし、それを達成するためのアクションをとる。
(2) 大きな目標を実行可能ないくつかのアクションに分解し、段階的に目標を設定する
 実行力とは、周りの人を説得して、それぞれの立場や役割で行動してもらう仕組みを作ること。段階的な目標の設定は周囲の協力を得るための有効な手段。
(3) 自分の手には余るような仕事にも積極的に取り組む
 自分の能力相応の仕事をしていては成長はない。部下には仕事を任せる。
(4) 強い使命感を持つ
 会社に任され、報酬を得ている。それは商品を買うお客様のお金である。無駄に使うことはできない。使命感のおかげで、自分は努力し続けてこられた。
(5) 「徹底すること」が最良の選択である。
 P&Gでは、「難しくて正しいことを正しくやれ」とよく言われる。「難しいけど、誰にも真似はできないと思われることに挑戦することがもっとも有効な戦略。
(6) 仕事に取り組んだ結果は燦然と輝くものでなくてはならない
 育てたブランドや人材が伸び続けていくような仕事を心がけてきた。それが最終的に自分のブランドを築くと信じている。私が得た経験とスキルはどこに行っても私の中にあり、それは何物にも代えられない財産である。

4. サントリーサンゴリアス監督 清宮克幸氏
(1) 努力が嫌い
 日本一になるという明確な目標を設定し、そのために必要な練習だけを採用。一つひとつの練習も目的を明確にし、成果を数値によって検証する。
(2) 勝利への最短ルートを探す
(3) 何も考えずに黙々と努力するより、こうすればうまくいくというストーリーを自分の中に作り上げるほうが意味がある
(4) 先人が「なぜそれをするのか」には理由があるはず。そこを考える
(5) 努力にはベース=土台を作るための努力と、自分の個性を活かして他人と差をつけるための努力の2種類がある。
 基礎を固めるにはルーチンワークが不可欠。またルーチンワークには、これだけやったのだから必ずできるという自己効力感を選手に抱かせる効能もある。
(6) 弱みがあるところで勝負しない
 自分は何ができ、何ができないのかを見きわめる。全方位の努力ではなく、目標を達成するためにクリアしなければならない課題は何かを見きわめる。
(7) 悪いところをすべて直そうとしてもムダ
 サントリーでは試合の前に3つの課題を与え、試合後にはそこだけをレビューする。その課題が克服できたら、次の3つの課題を与える。こうして選手がレベルアップし、自分はラクできる(笑)。

5. 作家/大阪芸術大学客員教授 岡田斗司夫氏
◎レコーディング・ダイエットについて
(1) 記録する
 2週間〜1か月程度。食事制限はしない。食生活を記録することで、自分がいかに「太る行動」を取っていたかを知る。
(2) カロリーを記録する
 1日のカロリーを代謝にあわせて制限する。大幅な制限は必要なく、今より少し減らす。完全にやめるのではなく、カロリーの範囲内に収まるように量を半分にする。大好物を完全にやめるのはタブー。大好物は心の栄養なので、断つとストレスが貯まり、爆発する。
(3) 劇的にやせる
 結果が出るのでうれしくなり、カロリー制限がさらにラクになる。75日前後に身体の防御反応が出てちょっとつらくなるが、2週間ほど乗り切れば大丈夫。自然と無茶な量を食べなくなり、普通に食べてもリバウンドしなくなる。
(4) すごい努力は失敗する
 すごい努力は続かない。すごくない努力(=メモを取る)を続けることで、ダイエットが長い間継続できる。
(5) 成功者のノウハウは役に立たない
 「絶対に成功するノウハウ」は存在しない。まずは自分に目を向ける。たいがいの人は成功から遠ざかるような行動を取っているもの。無駄な行動を、無理のない範囲で減らす。
(6) 自分の1日の行動を、仕事もプライベートも含めて記録してみる
 自分がいかに成功から外れた行動を取っているかわかる。だが好きなことを完全に断つ必要はない。テレビも録画してみれば少しは時間が節約できる。そうしたことの積み重ねで仕事の効率は上がっていく。あとはそれを続けるだけ。
(7) 最初はダイエットで試してみたら?
 成果が体重という数値ではっきり見える。これで効果を体感できれば他のことも続けられるはず。

◎まとめ 〜成功者に共通する努力習慣とは?〜(p.29)
1. 「土台を作る努力」と「個性を伸ばす努力」の両方に取り組め
2. 「何をするか」だけでなく、「何をしないか」も見きわめよ
3. 大きな目標を分解して、達成への階段を作れ
4. 「心・技・体」のエンジンで努力のエネルギーを生み出せ
5. 努力で何かを得たいのなら、「自分以外の何か」のために努力せよ

 「まとめ」は編集部でまとめてくださっています。私が5人から得たのは、私なりに考えてみますと……

1. 愚直に努力を続ける
2. 目標から手段を逆算する
3. 自分の弱みと強みを見きわめ、自分の土俵で勝負する
4. 一人ですべてをやろうとせず、周囲を巻き込む。その上で、周囲に感謝する。
の4つです。

 その3に続きます。



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