2008年12月09日

PRESIDENT 2008.11.3号 その3

前回その2はこちら。

PRESIDENT (プレジデント) 2008年 11/3号 [雑誌]です。特集は「年収2000万の手帳術」。今回は手帳の使いかたとして、ワタミ社長・CEOの渡邉美樹氏、イー・ウーマン社長の佐々木かをり氏による「初・中・上級別『グンと差がつく』7のコツ」です。目標の立てかた、優先順位、締め切りの決めかたを指南する初級篇、仮の予定、時間配分、終わらなかった予定に関する中級篇、大きな夢の実現について書かれた上級編に別れています。目標を持ち、具体的なスケジュールに落とすというのは手帳の使いかたとしては王道。そのための考えかたを提示しています。
 渡邉氏による目標達成のための3原則
1. 夢は繰り返しカラーでイメージする
2. 夢がなくても夢を見つける日を決める
3. 毎日を120%で生きる
 時間達人になるための5つのコツ
1. やらないことを決める
2. 仕事、教養など項目ごとに目標を立てる
3. 起きうるリスクを想定しておく
4. 目標はすべて数字で語る
5. 計画は毎日見直して、その都度修正する

 佐々木氏による目標達成のための3原則
1. 自分との約束を守る
2. 目の前の仕事に一生懸命取り組む
3. 手帳は脚本、主役は自分と心得る
 同じく、佐々木氏による時間達人になるための5つのコツ
1. やることリストを別立てにしない
2. 時間は面で捉える
3. 予定は先に来たものから入れる
4. 6分表で行動を計測してみる
5. どの時間帯にやるのが効果的か考える
 6分表というのは6分刻みに自分の行動を記録する用紙だそうで、米国の弁護士やコンサルタントが料金を請求するときに使うそうです。1時間の単価が決まっていると、6分はその1/10になるから、というもののようです。これは普通の文房具屋さんに売っているのでしょうか? 見たことありませんが、簡単に自作はできそうです。

 続いて、古市幸雄氏による「『お金がザクザク貯まる』5つの行動習慣」。
(1) 思いこみのイメージでしかない「普通の生活」を捨てる。
 収入に対する支出が減らなければお金は貯まらない。大型の液晶テレビを買う、年に一度は旅行する、そしてマイホームを持つなど、自分のやりたいことに何ら貢献しない出費は控える。そして、日頃はあまり意識しない『目標』とその達成期限を自覚し、手帳に書く。

(2) 毎月の収入と支出を洗い出す。
 まずは1か月、家計簿の要領で収入と支出を書き出す。翌月からは不定期支出をチェックする(ここがムダの温床)。「やりたいこと」を明確にし、必要な金額と貯める期限を決める。目安として、生活費の1〜2年分の預金を目標として定める。節約によって2〜4年で貯まる。ここから月々の預金額を割り出し、支出をそれにあわせて抑える。抑制する支出は住宅費、車、保険にまず注目。場合によっては新聞や携帯電話なども削ることになるが、期間を区切った「投資に回すお金を作るための節約」であることを忘れずに。収支を書き出すと月7〜8万円の使途不明金が出る人がいる。お金を使ったらすぐに手帳に書き込むことで、「この出費は本当に必要なものか」と考えるきっかけになる。

※家計簿のつけかたのポイント
a. 手取額で家計の収支を考える
b. 1円単位は管理しない
c. 普通の日と特別な日をわける
d. 月々の支出を洗い出す
e. 使いすぎは次の月で調整する
 まずは基本出費と貯蓄目標額を天引きする。残ったお金を雑費、書籍代、教育費などにわけ、各項目の上限を決める。それは手帳に明記し、必ず守るようにする。お金を使ったら手帳に金額と当月の累計を書く。

(3) 貯めたお金を自分に集中投資
 投資の中でもっとも確実性が高いのは自己投資。身銭を切ることで「元を取ろう」という意識が働き、効果的。年収の5%、できれば10%を自己投資にあてるとよい。また自己投資は必要な部分に集中的に投下する。ただし、失敗を経験しても怖がらず、コンスタントに投資を継続していくと勝率が上がる。

(4) 「やりたいことリスト」を作る。
 2〜3個ではなく、50個100個の単位。ハードルが高いと思っても書き出す。一度書いて脳にインプットされると、人はそれに向かって努力する。リストの内容がすべて実現するわけではないが、書くだけならタダ。そのうち3〜4割でも実現すれば儲けもの。リストには10年先、15年先といった長期スパンの目標も入れる。目先の損得に惑わされてしまうと、行動がブレてしまうから。
 「やりたいこと」をリストアップするのは大変。2〜3時間、集中できる場所で一気に作る。まずそのための時間と場所を決めてしまうとよい。できあがった『やりたいことリスト」は手帳に転記するか綴じるかして、いつでも一覧できるようにしておくこと。こうして目標と預金額が決まったら行動あるのみ。目標は精神論だけで到達しない。お金と時間を集中投資すること。

※「やりたいことリスト」の作りかたのポイント
a. やりたいことを書き出す時間を決める
b. 「やりたくないこと」からはじめてもよい
c. 実現が困難なレベルの高いものを書く
d. きれいごとではなく、自分の素直な希望を書く
e. 毎日繰り返し読む
 やりたいことを書き出す過程で煮詰まったら、「やりたくないこと」という視点から考えるのも手。実現不可能と思えても、心にブレーキをかけずどんどん書いていく。実現したらチェックマークをつけ、さらに高いレベルの『やりたいこと』をつけたしていく。

 これを読んで、「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」の「サクセスダイアリー」を思い出しました。その本でも自分のほしいものややりたいことのイメージをノートに貼って目標にすることを勧めていました。一時期、作っていたのですが…… これは「自分辞書」に書いて、写真とか貼り付けて眺めることにします。

 次回、最終回の予定です。



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posted by zxcvaq at 06:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | PRESIDENT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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