2008年07月10日

ラクをしないと成果は出ない その2

日垣隆著「ラクをしないと成果は出ない」大和書房、¥1,500
やる気にさせる本です。amazonのレビューで否定的な評価も見えますが、この本の内容が実践できていて買う必要がないのは、おそらくサラリーマン人口の5%に満たないでしょう。サラリーマンは「ぬるま湯」につかっていることが多いのではないかと思ったことがある人、あるいは自分にその自覚がある人、ぜひこの本を読んでみるべきです。本を開けばどこでも、自分の「ぬるさ」、「甘さ」、足りない部分が見えてくる。しかし「ぬるい自分」から脱却するために、必ずしも「すごい努力」が必要なわけではありません。目先を変えたり、考えかたを変えたりするだけで、意外とかんたんに実現できることもあります。肩の力を抜いて、試しにちょっと採り入れてみるだけで、効果の上がるものも少なくありません。

 この本、一度取り上げましたが、読み終えて、前回取り上げたところよりむしろ、それ以外の部分で非常に参考になりました。この場で何を取り上げても、「ああ、そうだったのか」と「目からウロコ」まちがいなしです。梅田望夫氏の「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)」も同じですが、私たちを勇気づけ、それぞれが呼応しながら私を奮い立たせてくれています。

 私たちはみな、努力をしていないわけではないですし、本当に一生懸命働いていると思います。しかしその努力は何のためなのだろうか? かつての自分を振り返ると、やたらと意固地で何でも自分でしないと気が済まず、またプライドも高く(笑)、扱いにくかったと思います。「プライドを捨てる」ことはないとしても、それを不必要に振り回すのは愚かなこと。「現状に満足しておらず、もっと成長したいのであれば、妙なプライドは捨てて、『なるほど』と思ったら自分もやってみることにしましょう。クリエイティビティということに対して、謙虚になるのです」(p.129)。

 本書は「基本編」にはじまり、インプット、ネットワーク、撃退、独立、継続、組織、時間、アウトプット、生活技術編の全10章。小さな努力のすすめから、「死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる」(p.214)、「大切な人は命がけで守る」(p.232)まで、100の項目。読んでぜひ、自分で消化してみてください。

 さて、日垣本を買うといつも、氏のメルマガ「ガッキィファイター」に申し込みたくなりますが、こうした戦略には乗せられたくない(笑)。しかし月々830円ほどで日垣氏が堪能できるかと思うと、ちょっと魅力的ではあります。830円…… 何を削りましょうか? 
posted by zxcvaq at 06:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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