2008年07月07日

賢者のデジタル

山根一眞著「賢者のデジタル」マガジンハウス、¥1,365
山根氏もMac使いですね。この本は山根氏の使ってこられたデジタル・デバイスのレビューであり、ここ10年のデジタル・デバイス環境を解説した本です。山根氏にはこれまで大変お世話になっていまして、すでに絶版ですが「スーパー書斎の仕事術 (アスペクトブックス)」や「収集 (情報の仕事術)」などの「情報の仕事術」シリーズなどに非常に影響を受けてきました。最初に彼の著作を読んだのは高校生ぐらいだったのですが、今思えば、私もこういう企画にはずっと弱かったんですね(笑)。

 さて、この本は山根氏が実際に使った機器についての使用感をレビューしたり、改良点を提案したり(実現しているものもあれば、そうでないものも)していますが、なんといってもおもしろいのは苦労話でして(笑)、「第8章 『モバイル』苦心惨憺の十年史」などは特に感慨深いです。私はモバイルにはこれまでほとんど縁がなかったのですが、アスキーが日本初(でしたっけ?)の「アスキーネット」(こんな名前だったように記憶していますが)の無料実験サービスをはじめたころからパソコン通信をしていましたし(あのころ、学生の分際で確か電話代が月5万ぐらいかかったこともあったような)、アスキーが有料化したら即座にニフティに加入していました。ですので何となく自分の10年と重なる部分があって、今のようにいつでもどこでもネットに接続できる環境なんか、よく考えると冗談みたいに思えてきました(笑)。また「第10章 大震災でのデジタル○と×」などは切実で、デジタル礼賛とはいってもアナログにも目配りされている点はバランスがあってよいと思います。

 おまけでついてくる「山根式モバイル鞄の中味を公開!」もいいですね。もうちょっと細かく、写真大きめだとなおよかったかと思うのですが、「人のカバンの中味」はいつも気になります(笑)。モノ書きのかたがたがどのようなカバンを使って、どのようなものを持ち運んで仕事に生かしていらっしゃるのか? 
 ちなみにこれを読んでいて気がついたのですが、録音機のバックアップとして、iPod録音用の専用マイクがあるとのこと。iPodって録音できるんだ! これなら心おきなくiriverをリプレイスできます(笑)。これはいい情報! 山根さんありがとうございました。

posted by zxcvaq at 06:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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