2008年06月24日

STUDY HACKS!

小山龍介著「STUDY HACKS!」東洋経済新報社、¥1,575
「勉強本」ですが、本書は勉強するためのツールを紹介し、勉強できる「仕組み」を整えることからスタートしています。このあたりは勝間さんと同じ。ノートPC、iPod、ノイズキャンセリングヘッドホンは必須。他にはノートの活用としてMOLESKINEや100円ノートに言及しておられます。
 MOLESKINEを使った「自分辞書」の考えかたは参考になって、私も使っています。A5ノートを使っていて、元素周期表とか、ヒトゲノムマップ、地質年代、星座占い、ハーブティの効能から痴漢冤罪への対応方法など、かなり雑多(支離滅裂?)な内容となっています。

 小山さんの本はこれだけにとどまりません。勉強するための環境を徹底的に整え、考えかたを「勉強」向きにする。部屋の照明からお香、夜の散歩、腹式呼吸…… 徹底的に実践し、集めてきた感じです。多くは参考になると思いますが、私の場合、「あぐらをかく」のはカイロの先生から止めておくように言われていますので、最近はしないようにしています。でも考えるときにあぐらをかく、あるいは「片足だけあぐらをかく」のは普通なんですね(笑)。
 時間の使いかたと試験の使いかたも有効。「時間と自分の能力」という「限られた資源」を利用する手法は、他にも応用がききそうです。

 最終の第7章では、本書のまとめ部分で、「これからの自分」を作っていくための考えかた、勉強の深めかたを書いておられます。「キャリアのブルーオーシャン戦略」を描き、単なる知識の増加ではなく、勉強の意味を広げてゆく。勉強(study)の語源は熱中(studious)で、ここから共同で作り上げていく場所(studio)という言葉も派生しています。勉強は一人でコツコツ知識を増やすだけのものではなく、熱中して作り上げていくものなのだとする考えかたは、本書で小山氏が一番伝えたかったことでしょう。

 ツールから始まり、最後は予想もしなかった展開。勝間さんの本は「年収10倍」とあまりにストレートなタイトルがつけられているために敬遠する向きもあるようです。逆にこの本は勉強の手法から人生の意味にまで押し広げてゆく力強さを持つ本といえるでしょう。「Lifehack」、つまりhackが単にコンピュータにとどまらず、生(life)かかわっていることがつかめることと思います。



【関連記事】
ノイズキャンセリングヘッドホン
年収10倍プロジェクト 途中経過
ノイズキャンセリングヘッドホンが故障
posted by zxcvaq at 06:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
タグクラウド